林文子
経歴1987〜2007年
経歴
| 区分 | 所属先 | 就任年 | 役職 | 現任 | 1987年主要役職の状況(推定含む目安)2007年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 民間 | ビー・エム・ダブリュー㈱ | 1987 | 入社 | ||
| 1993 | ビー・エム・ダブリュー東京㈱新宿支店長 | ||||
| 1998 | ビー・エム・ダブリュー東京㈱中央支店長 | ||||
| ファーレン東京㈱(現フォルクスワーゲン東京㈱) | 1999 | 代表取締役社長 | |||
| ビー・エム・ダブリュー東京㈱ | 2003 | 代表取締役社長 | |||
| ダイエー | 2005 | 入社 | |||
| 2005 | 代表取締役会長 CEO | ||||
| 2006 | 代表取締役会長 | ||||
| 2007 | 取締役副会長 |
プロ経営者としての経歴と施策
プロ経営者としての経歴と施策
林文子氏は1987年2月にビー・エム・ダブリューへ入社し、販売会社のビー・エム・ダブリュー東京で1993年8月に新宿支店長、1998年1月に中央支店長を務めた。1999年2月にはファーレン東京(現フォルクスワーゲン東京)の代表取締役社長に就任し、2003年8月にビー・エム・ダブリュー東京へ戻って代表取締役社長に就任した。
- ダイエー 有価証券報告書 第55期(2006年2月期)【役員の状況】
- [1]昭和62年2月 ビー・エム・ダブリュー入社/平成5年8月 ビー・エム・ダブリュー東京新宿支店長/平成10年1月 同社中央支店長/平成11年2月 ファーレン東京(現フォルクスワーゲン東京)代表取締役社長就任/平成15年8月 ビー・エム・ダブリュー東京代表取締役社長就任
- [2]昭和62年2月 ビー・エム・ダブリュー入社/平成5年8月 ビー・エム・ダブリュー東京新宿支店長/平成10年1月 同社中央支店長/平成11年2月 ファーレン東京(現フォルクスワーゲン東京)代表取締役社長就任/平成15年8月 ビー・エム・ダブリュー東京代表取締役社長就任
輸入車の販売会社で支店の運営から経営に上がり、異なる銘柄の販売会社2社で社長を務めた経歴である。いずれも非上場の販売会社で、社長在任中の販売台数や損益は開示されておらず、前職の成果は数字では評価できない。
- ダイエー 有価証券報告書 第55期(2006年2月期)【役員の状況】
- [3]昭和62年2月 ビー・エム・ダブリュー入社/平成5年8月 ビー・エム・ダブリュー東京新宿支店長/平成10年1月 同社中央支店長/平成11年2月 ファーレン東京(現フォルクスワーゲン東京)代表取締役社長就任/平成15年8月 ビー・エム・ダブリュー東京代表取締役社長就任
ダイエーとの間に資本や取引の関係があったことを示す資料は無い。産業再生機構の支援下で事業再生計画を公表した2005年4月に、林文子氏はダイエーの顧問に就任した。林文子氏の会長兼CEO就任は、同月15日の取締役会で樋口泰行氏の社長兼COO就任とあわせて内定し、5月26日の定時株主総会後の取締役会で両氏が就任した。会長兼CEOとしてカード子会社のオーエムシーカードの社外取締役も兼ねている。誰がどのような理由で選んだかを記した会社の資料は無い。
- ダイエー「代表取締役及び役員の異動に関するお知らせ」(2005年4月15日)新任取締役候補の略歴
- [4]平成17年4月 当社顧問
- ダイエー「代表取締役及び役員の異動に関するお知らせ」(2005年4月15日)
- [5]平成17年4月15日の取締役会で内定。代表取締役会長兼CEO 林文子(現 顧問)、代表取締役社長兼COO 樋口泰行(現 日本ヒューレット・パッカード)
- ダイエー「組織変更と人事異動のお知らせ」(2005年5月26日)
- [6]2005年5月26日付 林文子 代表取締役会長兼CEO兼㈱オーエムシーカード(社外取締役)、樋口泰行 代表取締役社長兼COO兼㈱オーエムシーカード(社外取締役)
- [7]2005年5月26日付 林文子 代表取締役会長兼CEO兼㈱オーエムシーカード(社外取締役)、樋口泰行 代表取締役社長兼COO兼㈱オーエムシーカード(社外取締役)
就任1か月後の2005年6月、ダイエーは販促企画を単品と価格の訴求から提案型へ刷新し、6月16日からチラシを変更した。7月商戦の「一の市」では地域ごとだったテレビCMを全国82局の統一企画に改め、林文子氏が自ら出演した。林文子氏は、顧客の目を見て「いらっしゃいませ、こんにちは」と伝える「One step One more宣言」を発案し、7月1日には金沢八景店の店頭で来店客を出迎えた。10月には、デリカ商品を女性と顧客の視点で週1回評価する評価委員会を会長直轄で設置した。同月に定めた新生ダイエーグループのミッションは、全従業員への聞き取りと経営陣の合宿を経て、最終的に会長と社長の議論で決定した。2006年10月にCEO・COO制度が廃止されると代表取締役会長となり、2007年5月に取締役副会長に就任した。2008年5月提出の第57期の有価証券報告書の役員の状況には、名前が無い。
- ダイエー「販促企画を「提案型」に刷新します」(2005年6月)
- [8]販促企画を「単品と価格訴求」中心から「提案型」へ刷新、6月16日よりチラシを変更。7月1日からの「一の市」のテレビCMを全国統一企画で展開し会長の林が登場(放映エリア 全国のテレビ局82局)。『One step One more宣言!』は会長の林が発案。7月1日に金沢八景店で会長の林がお客様をお出迎え
- [9]販促企画を「単品と価格訴求」中心から「提案型」へ刷新、6月16日よりチラシを変更。7月1日からの「一の市」のテレビCMを全国統一企画で展開し会長の林が登場(放映エリア 全国のテレビ局82局)。『One step One more宣言!』は会長の林が発案。7月1日に金沢八景店で会長の林がお客様をお出迎え
- [10]販促企画を「単品と価格訴求」中心から「提案型」へ刷新、6月16日よりチラシを変更。7月1日からの「一の市」のテレビCMを全国統一企画で展開し会長の林が登場(放映エリア 全国のテレビ局82局)。『One step One more宣言!』は会長の林が発案。7月1日に金沢八景店で会長の林がお客様をお出迎え
- ダイエー「「デリカプロジェクト」の発足について」(2005年10月)
- [11]社内のワーキングマザーや女性アクティブキャップとお客様代表者などで構成される『評価委員会』を設置し毎週1回開催。『評価委員会』は林会長直轄
- ダイエー「新生ダイエーグループ・ミッション及び新ロゴデザイン、スローガンについて」(2005年10月)
- [12]4月に全従業員の声を集めた「五万人一斉ヒアリング」などをもとに検討。7月に経営陣が一堂に会した合宿を行い、最終的には会長の林・社長の樋口で議論し決定。「新生ダイエーグループ・ミッション」の導入は2005年10月14日
- ダイエー「組織変更と人事異動のお知らせ」(2006年10月6日)
- [13]2006年10月6日付 「CEO」「COO」制度を廃止。林文子 代表取締役会長(旧 代表取締役会長兼CEO)
- ダイエー 有価証券報告書 第56期(2007年2月期)【役員の状況】
- [14]平成17年5月 当社代表取締役会長就任/平成19年5月 当社取締役副会長就任(現)
- ダイエー 有価証券報告書 第57期(2008年2月期)【役員の状況】
- [15]第57期(2008年2月期、2008年5月22日提出)の役員の状況に林文子の記載なし
施策の並びには、自動車販売の現場で積んだ経験との対応がみられる。広告への本人の出演、店頭での出迎え、あいさつの徹底は、接客を軸に販売会社を率いた経歴を、総合スーパーの客数の回復に振り向けたものとみられる。店舗の撤退や財務の組み直しを社長兼COOの樋口泰行氏が担い、会長兼CEOの林文子氏が顧客と従業員に向けた発信を担う分担だったと考えられる。ただし、販促の刷新やあいさつ運動の効果を切り出して示す開示は無く、成果を数字で測ることはできない。
参考文献2件
参考文献
- ダイエー「代表取締役及び役員の異動に関するお知らせ」(2005年4月15日)
- ダイエー 有価証券報告書 第55期・第56期【役員の状況】
事実根拠:出所(ダイエー)