S Foodsの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

他社が値をつけない部位と、他人が握っている工程を、順に自社へ取り込んできた。1972年に米国では食用習慣のない牛上みの(第2胃)の開発輸入に成功し、国内では賄えない調達規模を得た。1982年に牛小腸を味付けした"こてっちゃん"が家庭用の定番になると原料の必要量が跳ね上がり、買い付ける立場のままでは量も仕様も他社の判断に委ねられた。そこで1989年、丸紅らとの合弁で米ネブラスカ州に自前の食肉処理場を設置した。2003年12月の米国産牛肉輸入停止で主力商材が減少すると、今度は国産牛の流通網を持つ同業を株式交換で完全子会社化した。買収のたびに、原料の量と仕様を決める権限が取引先から自社へ移った。

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