- 1997年に創業者の関口房朗氏が取締役会で解任されて以降、トップは西本甲介氏(FY99〜FY12)、國分秀世氏(FY13〜FY22)、上村正人氏(FY23〜現任)と続く。創業家の血統は関口氏解任で断絶し、その後は社内昇格者と中途入社者が交互にトップを担う系譜へ移っている。
- 國分秀世氏は1982年にメイテックグループへ入社し、厚木のソリューションセンター長や社長室長を経て広報部長から執行役員・取締役へ上がった生え抜きである。派遣事業グループのCEOまで務めた現場育ちで、エンジニア派遣という本業の内側から昇進した10年弱の在任となった。
- 一方の上村正人氏は埼玉銀行(現 埼玉りそな銀行)からりそなホールディングス財務部を経て2007年にメイテックグループへ経営情報部長として入社した中途組で、本業の派遣現場ではなく財務・経営企画の経路でトップへ達した。銀行出身者がCEOに就いた点は、生え抜きの國分氏からの母体転換にあたる。
- 2023年の持株会社移行を境に、最上位の肩書はメイテックCEO兼COOからグループCEOへ移った。上村氏が持株会社のグループCEOを担い、事業会社メイテックを別建てで動かす二層構造へ組織を切り替えた節目となっている。