- FY05からFY24までの社長は杉本勝之氏(FY05〜FY08)、関根知之氏(FY09〜FY14)、當舍裕己氏(FY15〜FY21、2016年6月就任)、大谷祐介氏(FY22〜現、2023年4月就任)の4名。いずれも飯野海運に新卒で入社したのち社内で昇格した生え抜きで、外部招へいによるトップ就任は確認できない。創業家から経営トップを継ぐ系譜ではなく、内部育成による承継が続いている。
- 在任期間はおおむね4〜7年で推移し、關根氏が6年、當舍氏が7年と中盤の2代がやや長い。當舍氏は1981年入社で海運営業と企画部門を渡り歩き、取締役執行役員から常務を経て社長に就いた。後任の大谷氏は1991年入社でガス輸送の現場とドバイ駐在を経験し、経営企画部長から取締役へ上がっており、昇進の起点は営業・企画系の事業ラインに偏る。
- 大谷氏は社長就任と同時に社長執行役員を兼ね、執行と経営の責任を一人に集約した体制をとる。前任の當舍氏も同じく代表取締役社長社長執行役員として在任しており、社長職と執行役員制度上の最上位を一致させる運用が當舍氏以降に定着した。