ワークマンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

商品は動かさず、それを買う客のほうを入れ替えてきた。2012年、創業者の甥で三井物産出身の土屋哲雄氏が最高情報責任者として参画する。九州まで出店を終え、1,000店・売上1,000億円で頭打ちになる見通しが立っていたためである。勘と経験の商売をデータ経営へ切り替え、社内の議論をExcelで揃え、外部の分析業者ではなくスーパーバイザーが自前で数字を扱う教育に置き換えた。2018年9月には高機能と低価格が交わる空白市場へWORKMAN Plusを出し、職人向けに磨いた高機能の衣料をそのまま一般客へ出している。単体売上高は2018年3月期の417億円から2020年3月期の685億円へ増えた。作る商品を替えずに売り方だけを組み替えたことが、2年で6割を超える増収を生んだ。

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