#ワークマン女子は、商品を変えずに客層を広げたWORKMAN Plusの延長ではなく、作業着そのものを店から外すという一段深い決断であっただろう。職人という強固な基盤を持つ企業が、その資産をいったん脇に置いた売り場を作った意味は小さくない。一方で高機能という同社最大の武器が、デザインで買うアパレルの世界ではかえって制約になった構図もうかがえる。
メンズや大人カジュアルへの揺り戻し、そして"ワークマンファミリー"への改名検討は、女性特化という当初の輪郭がなお定まっていないことを示している。作業着を外した店が独自の客層を育て切れるのか、それとも既存業態へ回帰していくのかは、なお見届ける段階にあるといえる。