2002年2012年
坂本幸雄退任
2002年社長就任
- 創業
- 1999年12月、日本電気と日立製作所がDRAM事業を折半出資で統合し、NEC日立メモリとして設立された。2000年5月にエルピーダメモリへ商号を変え、2003年3月には三菱電機のDRAM事業も引き受けている。創業者にあたる個人はおらず、2002年秋まで社長を務めたのは日本電気出身の徳山賢二氏だった。
- 登用
- 上場していた期間の社長は坂本幸雄氏ひとりである。日本テキサス・インスツルメンツの副社長から神戸製鋼所を経て、日本ファウンドリーを立て直した外部の経営者だった。追加出資を渋った親会社2社は増資ではなく経営者の交代を選び、1年がかりで口説いて2002年11月に迎えている。
- 任期
- 坂本幸雄氏の在任は2002年11月から会社更生手続の開始で経営権を失う2012年までの9年余りで、その間に社長は一度も代わっていない。株式を上場していたのは2004年11月から2012年3月までで、破綻後は自ら管財人となり、2013年7月に米マイクロン・テクノロジーへ事業を譲り渡した。
- 含意
- 経営はトップひとりに集約されていた。取締役会は7〜8名と小さく、後継を諮る委員会は最後まで置かれず、報酬の諮問委員会には社長自身が座っていた。社外取締役は2006年時点の4名から2010年には1名へ減り、その4名のうち3名は親会社の日立製作所出身で、社長の後任を外から詰める場は無かったと思われる。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 坂本幸雄 | 2002〜2012年 | 10年 | 退任 | 外部出身 | 代表取締役社長 | 決断2007年台湾・力晶半導体との折半出資によるDRAM生産合弁レックスチップの設立2009年改正産業活力再生特別措置法にもとづく日本政策投資銀行からの優先株300億円の受け入れ2012年会社更生法の適用申請と、米マイクロン・テクノロジーへの譲渡 |