決断
商品を替えるたび、売る網だけは自分で持ち続けてきた。自販機は大手の参入で守れる商品ではなくなり、1960年に坂本精志氏が渡米先で得た着想から4年の開発を経て、1965年1月に業務用の全自動製氷機へ主力を転換し、代理店を通さない直販へ販売方式を切り替えた。飲食店にとって製氷機の故障は営業停止に直結するため、代理店任せでは修理の質が揃わない。1966年12月のホシザキ東京を第一号に、1969年の4販社体制、1978年のホシザキ北海道、1988年の15地域分社へと直販網を全国へ広げている。営業と保守を同じ会社に置いたことが、氷は製氷メーカーから買うという商慣行ごと市場を入れ替える力を与えた。
2008年12月 東証・名証への同時上場
業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 1,784 1,703 2,055 経常利益率(%) 5.5 4.2 12.8 2006年2月 米LANCER・GRAMの買収
米LANCER・GRAMの買収現地法人の設立を重ねる自前主義から、製品と販路を持つ既存メーカーの取得へ海外拡張の手段を切り替え、北米の飲料機器と欧州の冷蔵庫を短期間で取り込んだ判断同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収連結の売上高と経常利益率2005 2006 2010 売上高(億円) 1,492 960 1,694 経常利益率(%) 7.4 6.7 7.7 1965年1月 業務用製氷機への転換