決断
首位を失ってからの半世紀を、量ではなく買収で埋めてきた。1960年代にブリヂストンへ乗用車タイヤの首位を譲り、原料高と需要低迷が重なった1977年・1978年は最終赤字が続いた。この局面で高性能タイヤADVANを発売し、グッドリッチの資本離脱を受け入れた。円高で輸出環境が悪化した1990年代には二代の社長が期限を区切ったコスト削減で収益を立て直した。2016年7月にオランダのアライアンス・タイヤ・グループを約1,356億円で買収して農機・建機用タイヤへ参入し、2023年5月にトレルボルグ・ホイールシステムズを企業価値約2,652億円、2025年2月にグッドイヤーのOTR事業を約1,294億円で取得している。三度の買収で積み増した生産財が、2024年12月期の売上1兆円を作った。
2023年3月 監査等委員会設置会社への移行
取締役会の員数2021 2022 2025 社内取締役(人) 6 8 6 社外取締役(人) 5 8 6 2016年3月 ATG・TWS・グッドイヤーOTRの連続取得
のれんと無形資産2015 2016 2025 のれん(億円) 0 908 3,329 のれん以外の無形資産(億円) 71 532 1,264 1993年3月 萩原晴二氏が社長就任
萩原晴二氏が社長就任円高による輸出環境の悪化と国内需要の低迷を受け、二代の社長が期限を区切ったコスト削減・構造改革で収益基盤を立て直した同じ経営論点に直面した企業 | 経営体制・承継業績の推移1993 1998 売上高(億円) 4,001 4,153 純利益率(%) -0.0 0.2 1978年12月 グッドリッチが資本離脱
業績の推移1977 1978 1983 売上高(億円) 1,483 1,504 2,084 純利益率(%) -1.8 -1.3 0.5 1963年10月 新城工場建設で立て直し
業績の推移1962 1963 1966 売上高(億円) 290 317 352