横浜ゴムの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

首位を失ってからの半世紀を、量ではなく買収で埋めてきた。1960年代にブリヂストンへ乗用車タイヤの首位を譲り、原料高と需要低迷が重なった1977年・1978年は最終赤字が続いた。この局面で高性能タイヤADVANを発売し、グッドリッチの資本離脱を受け入れた。円高で輸出環境が悪化した1990年代には二代の社長が期限を区切ったコスト削減で収益を立て直した。2016年7月にオランダのアライアンス・タイヤ・グループを約1,356億円で買収して農機・建機用タイヤへ参入し、2023年5月にトレルボルグ・ホイールシステムズを企業価値約2,652億円、2025年2月にグッドイヤーのOTR事業を約1,294億円で取得している。三度の買収で積み増した生産財が、2024年12月期の売上1兆円を作った。

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