決断
警備員の人数で決まっていた売上を、契約の件数で決まる形へ変えた。1966年6月、日本初のオンライン安全システム「SPアラーム」を発売した。センサーが異常を検知して専用回線で監視センターへ通報し、駆けつけ要員が現場へ向かう仕組みで、契約が積み上がるほど1件あたりの費用は薄まる。1983年12月には日本警備保障からセコムへ商号を変更し、警備業の外へ売り先を広げる名分を得ている。1991年12月に事業を5分野へ分割して専任役員へ権限を委ね、1994年には在宅医療と訪問看護へ参入した。継続課金で貯めた現金が、規制が厚くて他業種の入りにくい産業へ入る費用を賄った。
1994年4月 セコム在宅医療システム設立
セコム在宅医療システム設立セキュリティーで培った24時間対応網を医療へ転用し、企業参入を阻む医療規制のなかで先行者利益を狙って在宅医療・訪問看護を全国展開する多角化戦略同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1993 1994 1999 売上高(億円) 2,440 2,575 3,524 経常利益率(%) 12.8 13.2 15.2 1992年 事業5分野への対等分割
業績の推移1992 1997 売上高(億円) 2,158 2,995 経常利益率(%) 13.4 16.0