- 1978年の株式会社やすらぎ創業から続く社長系譜は、創業者の須田忠雄氏がFY78からFY06まで約29年にわたり代表取締役社長を務め、続いてFY07に根岸宏之氏、FY08からFY10に須田力氏、FY11に杦山幸功氏(代表取締役会長兼社長)が短期で交代している。創業期は創業家と内部昇格の手によるトップ供給が長く続いた。
- 2012年に日本住宅再生によるTOBで非公開化された局面で、外部から新井健資氏が代表取締役社長に招かれ、FY18以降も現職を続けている。三和銀行入行後にベイン・アンド・カンパニーを経て不動産再販の経営を担った経歴を持ち、社内昇格ではなく金融・戦略コンサル畑からの外部招聘でトップが入れ替わった点が系譜の断絶点となる。
- 創業家の須田姓から外部招聘の新井氏への移行は、石材業を起点とする地場創業期の経営から、PEファンド主導の再建期へ重心が移ったことを映す。新井氏の在任はFY18時点ですでに6期超に及び、就任以来の長期政権のもとで競売頼みの仕入から仲介・直接買取への組み替えが進んだ。