日本瓦斯の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

ガスそのものではなく、ガスを運ぶ費用のほうで差をつけてきた。1966年6月に新日本瓦斯を設立して都市ガス事業へ参入し、容器を1戸ずつ配る商売へ供給区域という面を重ねた。1997年4月にLPガス小売が許可制から登録制へ移ると、地域独占を前提とする経営を改め、値下げと中小同業の買収で顧客を獲得する方針へ転じた。仕入価格は市況と為替に連動して各社横並びとなるため、利幅は仕入れた後の物流と保安の費用構造だけで分かれる。2010年から首都圏外縁部にデポステーションを配置し、2021年3月には関東の需要を1拠点で処理する充填ハブ「夢の絆・川崎」を稼働させた。2019年実用化の自社スマートメーター「スペース蛍」と2022年開始のLPガス託送は、この配送網を競合他社へ有償で提供する事業へ変えた。

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