古野電気 の歴史

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創業 1938年
創業者 古野清孝
創業地 長崎県南高来郡口之津町
創業 1938年4月、古野清孝氏が長崎県南高来郡口之津町で古野電気商会を興し、船舶電気
1938年4月、古野清孝氏が長崎県南高来郡口之津町で古野電気商会を興し、船舶電気工事業を始めた。ラジオ修理から、漁船が夜の操業で灯す集魚灯の修理までを請け負う商会である。海の中が見えないまま漁を続けるのはレントゲンなしに診察するようなものだと考えた古野氏は、弟の清賢氏とともに超音波で魚群を探る装置の開発に取りかかり、1948年12月に世界で初めて魚群探知機を実用化した。同月には合資会社古野電気工業所を創立して本拠を長崎市へ移し、製造と販売の両方を自ら担う。1951年5月に神戸市長田区で水産電気工業が発足し、同年8月には古野電気を設立して合資会社の事業一切を継承させた。
決断 海で当てた技術を陸の商品へ転用した20年だけが、戻らなかった。1967年に舶用レ
海で当てた技術を陸の商品へ転用した20年だけが、戻らなかった。1967年に舶用レーダーが米国と西独の型式検定に合格し、小型レーダーは輸出できないという業界の見立てを覆して輸出が伸びた。1990年代には機関制御と通信を船橋で統合するIBSを開発し、魚群探知機という計器を売る会社から、船橋そのものを組み上げる会社へ売り物を広げている。同じ超音波と電波の技術はETC車載器やカーナビゲーション用GPS受信機へも向けられたが、高速道路の料金割引制度が見直された2011年2月期に産業用電子機器は前年比33.2%減の150億円へ落ち、2015年8月には防衛省への過大請求をめぐって34億7,842万円を返納した。海で積み上げた技術は、陸では制度と発注者の側に業績を委ねることになった。
現況 13年先へ置いた売上目標を、6年前倒しで超えた。2018年12月に創立70年を機
13年先へ置いた売上目標を、6年前倒しで超えた。2018年12月に創立70年を機に定めた経営ビジョンは、2031年2月期に連結売上高1,200億円・営業利益率10%を掲げていたが、2025年2月期に売上高1,269億円・営業利益131億円でこれを満たした。続く2026年2月期は売上高1,406億円、経常利益182億円、当期純利益167億円と、売上・利益とも3期連続で過去最高を更新している。地域別の売上は日本405億円、欧州400億円、アジア370億円、米州155億円で、国外が71%を占める。漁業資源の減少で縮んだ国内の漁船向けを、外航船とプレジャーボートの海外向けで置き換えたことが、日本と欧州がほぼ並ぶ地域構成を作った。
競合 日本製の計器が他社の名前で売られた時代に、自社の名だけで出した。日本で生産して外
日本製の計器が他社の名前で売られた時代に、自社の名だけで出した。日本で生産して外国メーカーのブランドで納めるOEMが一般的だったなかで、古野電気は技術水準の高い代理店と直接契約を締結し、110カ国へフルノブランドで供給した。1974年7月のノルウェーを皮切りに米国・英国へ販売子会社を設立し、1987年から2006年にかけては欧州7カ国へ現地法人を並べている。海外で他社の名で売られていた機器に自社の名を付け直した日本光電工業と同じ順序だが、古野電気は据え付けただけでは成果の出ない商品として、利用技術の指導まで販売へ組み込んだ。全国71カ所の販売・サービス網が漁の時間に合わせて漁港を回り、聞き取った声を製品へ戻したことが、計器の性能ではなく使わせる手数で選ばれる位置を作った。
長期業績の推移 1982〜2026年
古野電気:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
2002年2月期〜2026年2月期

第1章 1938-1955 (気が向いたら執筆します!) 海の中を映す機械──口之津町の集魚灯から世界初の魚群探知機へ

第2章 1956-1982 (気が向いたら執筆します!) 魚群探知機の1品目から舶用電子機器の総合メーカーへ

第3章 1983-2007 (気が向いたら執筆します!) 漁船の魚群探知機からタンカーの船橋とカーナビ用GPSまで

第4章 2008-2026 (気が向いたら執筆します!) ETC特需の消滅と防衛省への返納金、その先の売上高1,406億円

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歴史年表 1938〜2023年

古野電気の沿革1938〜2023年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1938〜1955年海の中を映す機械──口之津町の集魚灯から世界初の魚群探知機へ古野清孝が長崎県南高来郡口之津町に船舶電気工事業の古野電気商会を創業★★
魚群探知機の開発・実用化に成功★★★
長崎市に古野電気工業所を創立★★
神戸市長田区に水産電気工業を設立★
古野電気工業所の事業一切を継承して古野電気を設立★★★
1956〜1982年魚群探知機の1品目から舶用電子機器の総合メーカーへ兵庫県西宮市に西宮工場第1期工事が完成★
本社を長崎市から兵庫県西宮市に移転★★★
西宮本社社屋が完成★
ノルウェーにFURUNO NORGE A/Sを設立★★
米国にFURUNO U.S.A., INC.を設立★
兵庫県三木市に三木工場第1期工事が完成★
水産電気工業が商号を古野電気に変更★
旧水産電気工業が旧古野電気を形式上吸収合併★★★
大阪証券取引所市場第二部に株式を上場★★★
1983〜2007年漁船の魚群探知機からタンカーの船橋とカーナビ用GPSまで大阪証券取引所市場第一部に指定替え★
東京都八王子市の協立電波を買収★
東京都新宿区にフルノシステムズを設立★
兵庫県西宮市にフルノINTセンターが完成★
古野清之中国に大連古野軟件有限公司を設立★
2008〜2026年ETC特需の消滅と防衛省への返納金、その先の売上高1,406億円古野幸男米国のeRide, INC.を買収★★
古野幸男シンガポールのRICO (PTE) LTDを買収★★
古野幸男現物市場統合に伴い東京証券取引所市場第一部に上場★
古野幸男ニュージーランドのElectronic Navigation LTDに資本参加★★
古野幸男eRide, INC.を清算★
古野幸男東京証券取引所の新市場区分化に伴いプライム市場に移行★
古野幸男フルノ九州販売及びフルノ関西販売を吸収合併★
出典・参考

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