決断
軸受を軸に、生産地と事業範囲を組み替えてきた会社である。1970年代には米欧の輸入制限と豪州の高関税を前に豪州・英国・米国に工場を設置し、販売会社中心だった海外事業を現地生産へ切り替えた。1990年3月には英国最大手UPIの全株式を取得することで、欧州で3%にとどまっていたシェアを押し上げた。2004年4月には2期連続の最終赤字を受けて委員会等設置会社へ移行し、執行と監督を分けた。2023年4月には赤字のステアリング事業を分社して過半株式を投資ファンドへ譲渡し、採算を立て直したうえで2年後に全株式を取得し直した。
2026年5月 NTNとの経営統合
NTNとの経営統合EVシフトによる部品点数削減、中国勢の台頭、日本の自動車生産の縮小で成熟したベアリング市場において、国内シェアトップの日本精工がライバルのNTNと共同持株会社を設立し、世界首位級の規模を確保して収益力を立て直そうとする統合(本稿の時点で未完了)同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収売上高と営業利益率2025 2026 売上高(億円) 7,967 9,116 営業利益率(%) 3.6 4.3 2025年5月 ステアリング事業の全株買戻し
業績の推移2024 2025 2026 売上高(億円) 7,888 7,966 9,116 営業利益率(%) 3.5 3.6 4.3 2013年3月 ベアリングカルテルの各国制裁
独占禁止法関連損失2013 2015 独占禁止法関連損失(百万円) 6,005 3,025 2004年4月 委員会等設置会社へ移行
業績の推移2003 2004 2009 売上高(億円) 5,228 5,222 6,475 純利益率(%) -0.5 2.7 0.7 1977年 豪州・英国・米国に工場設置
業績の推移1976 1977 1982 売上高(億円) 1,119 1,256 1,973 経常利益率(%) 1.0 1.0 9.1