決断
入浴剤の利益で漢方の研究を支え、漢方が育つと入浴剤を売却した。1930年発売のバスクリンが高度成長期に伸びると、2代目津村重舎氏はその利益を1924年開設の津村研究所へ充当し続けた。1976年9月に医療用漢方製剤が薬価収載されると、治験を課さない特例が続いた11年間に129品目の許可を取得する。ただし1990年代には化粧品と美術品輸入へ広げた子会社に約180億円の累積損失が積み上がり、1995年に創業家の外から社長を招いて多角化子会社を整理した。2008年8月には入浴剤バスクリンの事業を約46億円で譲渡し、医療用漢方だけを扱う会社になった。
2017年9月 中国平安保険との資本提携
業績の推移2016 2017 2022 売上高(億円) 1,126 1,150 1,295 経常利益率(%) 17.3 14.3 20.0 2008年7月 ツムラライフサイエンス売却
ツムラライフサイエンス売却販促費のかさむ家庭用品を切り離し、成長する医療用漢方製剤と原料生薬の調達・設備投資へ経営資源を集中させる事業ポートフォリオの判断同じ経営論点に直面した企業 | 事業売却・撤退業績の推移2007 2008 2013 売上高(億円) 912 948 1,056 経常利益率(%) 16.0 16.1 23.0 1995年 ツムラ化粧品など子会社の整理
ツムラ化粧品など子会社の整理化粧品・米国子会社などの損失と保証債務の訴訟を抱え、経営改善3カ年計画のもとで子会社の解散・譲渡、早期退職、資産売却を進めた再建同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ連結売上高と当期純利益率1996 1997 2000 売上高(億円) 1,176 1,126 719 当期純利益率(%) -0.9 0.3 -3.5