日本新薬の歴史
沿革
1911年に市野瀬潜氏が京都で創業した医薬品卸の京都新薬堂が起源。
1940年に国産サントニンを発売し、2020年には核酸医薬ビルテプソの米国承認を得て自社販売を開始した。難病・希少疾患と泌尿器・血液内科に注力する京都の製薬会社で、医薬品が売上1,707億円の大半を占める。
創業期
1911年〜京都新薬堂の創設と国産サントニンによる垂直統合
- 京都新薬堂を創設[1]
- 日本新薬に商号変更[1]
- 東京駐在所を東京市日本橋区に開設[2]
- 初の製品、乳酸菌整腸剤「グリコラクチン」を発売[2]
- 大阪駐在所を大阪市天王寺区に開設[2]
- 本社及び工場を京都市下京区壬生下溝町へ移転[1]
- ストックホルムで入手した種子約3000粒が届く[3]
- 東京出張所設置[1]
- みぶよもぎ花蕾から国産サントニン結晶を抽出[1]
- 西院山の内赤山町に畑地を借り品種改良と淘汰栽培を開始[3]
- 内務省がミブヨモギ栽培研究奨励金の下付を決定[3]
- 西大路工場を新設[1]
- 薬用植物研究のため山科研究圃場を設置[1]
- 本社工場の抽出精製設備をすべて分工場へ移設[4]
- 国産サントニンの発売[1]
- 大阪支店を開設[1]
- 理研式連続抽出機を西大路工場へ据え付け[4]
- サントニンの研究および製造に関し第1回技術院賞を受賞[2]
- サントニン現地生産のため札幌工場を新設[1]
- 機構改革を発表し人事課・総務部を新設[5]
売上高
- 売上高
日本新薬売上高—
安定成長期
1949年〜サントニン依存からスパイス・ケンダによる食品事業への多角化
- 催眠鎮静剤「イソミタール」を発売[2]
- 京都証券取引所に株式上場[1]
- 「サントニン」を初めてニューヨークへ輸出[2]
- 神経痛・リウマチ治療剤「アミピロ注射液」を発売[2]
- 西大路工場内に総合工場を新設[1]
- 大阪証券取引所に株式上場[1]
- 本社・壬生工場を西大路工場敷地内に移転[1]
- 黒石製薬と提携[1]
- 食品事業に参入。スパイス工場を新設し粉末香辛料「スパイス・ケンダ」発売[1]
- 新研究所を新設[1]
- ローヤル・モーターズ(現・日本新薬アドバンス)を設立[1]
- 東京証券取引所に株式上場[1]
- 東日本の医薬品生産拠点として小田原工場を新設[1]
- 東京証券取引所第一部に上場[2]
- 食品専門工場として盛岡工場を新設[1]
- 前立腺肥大症治療剤「エビプロスタット」を発売[2]
- 食品技術研究所を新設[1]
- タジマ食品工業へ資本参加[1]
- 抗悪性腫瘍剤「キロサイド注」を発売[2]
- 抗めまい剤「セファドール錠」を発売[2]
売上高経常利益率
- 売上高
- 経常利益率
日本新薬1981年3月期売上高346億円売上高経常利益率13.0%
安定成長期
1982年〜創薬研究所の整備と小田原総合製剤工場への生産集約
- 中央研究所本館設置[1]
- 前立腺がん治療剤「エストラサイトカプセル」を発売[2]
- 「ペンタヨモギ」「ヘキサヨモギ」が植物特許第1号を取得[2]
- 千歳食品工場が完成[2]
- 千歳クリエートパーク設置[1]
- 東京支社を開設[1]
- デュッセルドルフ事務所を開設[1]
- 高血圧・狭心症治療剤「セレクトール錠」を発売[2]
- 抗リウマチ剤「オークル」を発売[2]
- 西部創薬研究所2号館設置[1]
- 東部創薬研究所を新設[1]
- ニューヨーク事務所開設[1]
- ニューヨーク事務所を法人化しNS Pharma, Inc.を設立[6]
- 医薬品製剤の生産機能を小田原工場に集約化し小田原総合製剤工場に商号変更[1]
- NS Pharma, Inc.をニュージャージー州へ移転[1]
- 急性前骨髄球性白血病治療剤「トリセノックス注」を発売[2]
- 導出先のアンジェリーニ社がUNIDROXをイタリアで発売[2]
- 東京支社・支店を日本橋へ移転[6]
- カンパニー制を本格導入し機能食品事業部を機能食品カンパニーに[2]
- ラプラスファルマを設立[1]
安定成長期
2008年〜セレキシパグの導出とビルテプソの米国自社販売
- 創立90周年を機に「日本新薬こども文学賞」を創設[2]
- セレキシパグをアクテリオンへ導出
- 盛岡工場の生産機能をタジマ食品工業へ移転集約し同工場を閉鎖[6]
- 骨髄異形成症候群治療剤「ビダーザ注射用」を発売[2]
- 北京事務所開設[1]
- デュッセルドルフ事務所を英国に移転しロンドン事務所を開設[6]
- 断酒補助剤「レグテクト錠」を発売[2]
- 千歳合成工場及び千歳食品工場を浜理薬品工業に譲渡[6]
- 本社敷地内に治験原薬製造棟を設置[1]
- 小田原総合製剤工場敷地内に高生理活性固形製剤棟設置[1]
- 難病・希少疾患の重点化[7]
- 注力領域を泌尿器科・血液内科・難病/希少疾患・婦人科に設定[7]
- ビルテプソの米国直販開始
- NS Pharmaによる米国自社販売を開始[8]
- 北京艾努愛世医薬科技有限公司を設立[1]
- 天津艾努愛世医薬有限公司を設立[1]
- 2022年3月期の連結財務諸表からIFRSを適用[9]
- プライム市場に移行[1]
- NS Pharma, Inc.が新オフィスを開設[1]
- 北京事務所の事業を北京艾努愛世医薬科技と天津艾努愛世医薬へ移管[1]