決断
輸入品が占めていた新薬を、自社の製造で置き換えることから始まった会社である。1929年には、牛や豚の臓器から成分を取り出した止血薬トロンブリンを国産品として出した。製造開始の年を、1974年の社長の講演は1925年としている。続いて1930年には、妊馬の尿から抽出した天然卵胞ホルモン製剤ペラニンを、日本で初めての女性ホルモン剤として製品化した。1963年と1979年の談話は、この年を1931年とする。その後の男性ホルモン・黄体ホルモンの製剤で、ホルモン領域の専門メーカーとなった。販売は1948年まで塩野義製薬や中滝製薬に委ね、自らは研究と製造を担った。