2008年2020年2026年
創業社長の関係
創業
1994年12月、金正宙氏が韓国でネクソンを創業した。上場している日本法人は2002年12月に韓国本社の子会社として設立され、2005年に韓国本社の事業を逆に取り込んで事業持株会社となった。金正宙氏は日本法人の社長には一度も就かず、2016年に取締役を退き、2022年に死去している。
社長登用の傾向
登用
社長は上場前の初代から4人で、崔承祐氏と李政憲氏は韓国のグループ会社で長く事業を率いた人材、オーウェン・マホニー氏はエレクトロニック・アーツを経て最高財務責任者から昇格した外部出身である。日本法人の採用から昇進した社長も、創業家出身の社長も一人もいない。
社長任期の傾向
任期
長期政権は外部出身のオーウェン・マホニー氏の10年で、韓国グループ出身の2代はいずれも5年から6年で退いている。現任は2024年3月就任で3年目に入った。主力2タイトルが同時に停滞した局面で開発現場に近い経営者へ戻す交代であり、任期は業績局面に左右されているように見える。
いまの体制への含意
含意
指名委員会を置かず、後継者計画の監督から社長の解任判断まで取締役会が直接行う。取締役9名のうち社外は4名で半数に届かず、独立役員は3名、議長は社長が務める。社外の1名と非社外の1名は筆頭株主NXCの役職員であり、社長人事は資本の側で決まると見るのが自然であろう。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 崔承祐(2008年就任) | 2008〜2014年2008年就任 | 5年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 決断2011年東京証券取引所への上場 | |
| オーウェン・マホニー(2014年就任) | 2014〜2024年2014年就任 | 10年 | 退任 | 外部出身 | 代表取締役社長 | ||
| 李政憲(2024年就任) | 2024年〜現任2024年就任 | 3年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 2003年5月にNEXON Koreaへ入社し、2015年11月に事業統括副社長、2018年1月に代表取締役社長へ進んだ。持株会社のネクソンには2023年3月に取締役として入り、翌2024年3月に社長へ就任した。韓国の事業会社で20年を過ごしたグループ生え抜きである。2025年12月期の大株主はNXC Corporationが31.3%、NXMH BVが14.9%で、創業側の持株会社2社が合わせて46.2%を持つ。 |