創業社長の関係
創業
1979年5月、辻本憲三氏が大阪府松原市にアイ・アール・エムを設立し、1983年6月に販売会社として(旧)カプコンを興して社長に就いた。社長在任は2007年7月まで24年に及び、退いた後も代表取締役会長として残って2001年に就いた最高経営責任者の肩書を保つ。創業家以外の社長は一度も出ていない。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
任期
創業者の24年に続き、辻本春弘氏の在任も2007年7月から19年目に入り、長期政権が2代続く。2020年11月の不正アクセスで個人情報が流出した局面でも社長は交代しておらず、代表権を会長と社長で分け持つ体制が交代の圧力を弱めているように見える。
いまの体制への含意
含意
会長に最高経営責任者、社長に最高執行責任者、開発の最高製品責任者に3代目という創業家3人が取締役会に並ぶ。指名・報酬委員会は委員長が社外取締役で7名中4名が社外、会長と社長は委員に入らないと定めるが、責務は審議と答申にとどまる。取締役14名のうち社外は7名でちょうど半数である。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 辻本憲三(1983年就任) | 1983〜2007年1983年就任 | 24年 | 退任 | 創業家 | 代表取締役社長 | 決断1998年メキシコ子会社の清算 | |
| 辻本春弘(2007年就任) | 2007年〜現任2007年就任 | 20年 | 現任 | 創業家 | 代表取締役社長 社長執行役員 兼 COO | 1987年4月にカプコンへ入社し、10年後の1997年6月に取締役、2001年4月に専務取締役、2006年4月に取締役副社長執行役員へ進んだ。入社から20年で社長に届いた。2006年3月末の大株主では本人が2.65%を持ち、辻本憲三氏の4.96%、辻本美之氏の2.86%、辻本良三氏の2.65%と並んだ。筆頭は11.59%の有限会社クロスロードだった。 | 決断2012年第二次構造改革2017年RE ENGINEの内製化 |