第4章 年〜年

サッポロビール:持株会社化とSteel Partnersの買収提案

2003年〜純粋持株会社への移行とスティール・パートナーズの買付提案

2003年上半期は、ビールの減少と増税による発泡酒の伸びの停止が重なり、連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失は133億円となった。グループは同年7月1日に純粋持株会社体制へ移り、サッポロホールディングスのもとに酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社を置いた。各事業会社にそれぞれの業界で競える経営を求め、持株会社は監視と支援に回る設計である。移行の目的は、各事業の自主独立したスピード経営と収益力の向上に置かれた。2004年には経常利益が過去最高に届き、金融負債残高を2,900億円へ下げる目標の達成も同年。本業の不振を、事業ごとに責任を切り分ける組織の改編で受け止めた形とみられる。

  • サッポロホールディングス「中間事業報告書」(2003年9月)
    • [1]2003年上半期はビール減少と増税による発泡酒の成長停止で連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失133億円。7月1日に純粋持株会社体制へ移行し、サッポロホールディングスのもと酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社体制に。持株会社は事業会社をモニタリングし支援
    • [2]2003年上半期はビール減少と増税による発泡酒の成長停止で連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失133億円。7月1日に純粋持株会社体制へ移行し、サッポロホールディングスのもと酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社体制に。持株会社は事業会社をモニタリングし支援
    • [3]2003年上半期はビール減少と増税による発泡酒の成長停止で連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失133億円。7月1日に純粋持株会社体制へ移行し、サッポロホールディングスのもと酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社体制に。持株会社は事業会社をモニタリングし支援
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・サッポロビール株式会社の吸収合併)
    • [4]2003年7月の純粋持株会社体制への移行は、酒類・飲料・不動産・外食の各事業の自主独立したスピード経営の実現と収益力向上が目的
  • サッポロホールディングス「サッポログループ中期経営計画 2006年〜2008年」(2006年)
    • [5]2004年〜2006年中期経営計画のレビューで、経常利益は2004年に過去最高益に到達、金融負債残高2,900億円の目標は2004年に達成

2007年2月15日、スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド(SPJSF)から、株式の友好的取得を題に掲げた買付提案が届いた。会社は2006年2月17日に取締役会決議で導入した大規模買付行為への対応方針を適用し、3月1日に必要情報のリストを交付した。情報のやり取りは3回に及び、取締役会の評価期間は2007年12月6日に始まった。2008年2月26日に取締役会が意見を通知すると、SPJSFは3月10日に修正提案を返した。SPJSFは2009年2月17日、修正提案を撤回する書簡を送った。買付者に情報の提供と評価の期間を課す手続が、提案の帰結を2年にわたる協議へ移したといえる。

  • サッポロホールディングス 有価証券報告書 第84期(2007年12月期)
    • [6]2007年2月15日、SPJSFより「貴社株式の友好的取得について」と題する買付提案を受領。2006年2月17日導入の旧対応方針を継続適用
    • [7]2007年2月15日、SPJSFより「貴社株式の友好的取得について」と題する買付提案を受領。2006年2月17日導入の旧対応方針を継続適用
  • サッポロホールディングス 有価証券報告書 第85期(2008年12月期)
    • [8]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
    • [9]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
    • [10]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
    • [11]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領

撤回の書簡が届いた1週間後、会社は過去3年の実績と今後の計画を公表した。2006年12月期に営業利益86億円・ROE2.1%だった業績は、2008年12月期には営業利益146億円・ROE6.3%へ改善していた。そのうえで2016年に売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上を目指す目標を掲げた。2010年3月には、SPJSFの株主提案に反対する資料を公表した。SPJSFが示したヱビスへの集中、海外事業の強化、保有不動産の活用案は、いずれも会社が既に取り組んできたもので新規性がないと退けた。カナダのスリーマン社ののれん減損も、業績の悪化ではなく、金融危機に伴う株式市場のリスクプレミアム上昇を受けた再評価によるものだった。不動産の含み益と低い資本効率という論点は、反論されたまま残ったと考えられる。

  • サッポロホールディングス「2月17日付のSPJSFからの書簡について」(2009年2月24日)
    • [12]2009年2月24日公表。2006年実績は売上高4,350億円・営業利益86億円・ROE2.1%、2008年実績は営業利益146億円・ROE6.3%。2016年目標は売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上
    • [13]2009年2月24日公表。2006年実績は売上高4,350億円・営業利益86億円・ROE2.1%、2008年実績は営業利益146億円・ROE6.3%。2016年目標は売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上
    • [14]2009年2月24日公表。2006年実績は売上高4,350億円・営業利益86億円・ROE2.1%、2008年実績は営業利益146億円・ROE6.3%。2016年目標は売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上
  • サッポロホールディングス「株主提案に反対する当社の考え方について」(2010年3月)
    • [15]SPJSFの経営改善策(ヱビスへのフォーカス、海外事業の強化、不動産の保有物件の利用アイディア)は当社が既に取り組むか検討してきたもので新規性はないとの見解。スリーマン社の減損はカナダ株式市場のリスクプレミアム上昇によるのれん再評価で、業績悪化によるものではないと説明
    • [16]SPJSFの経営改善策(ヱビスへのフォーカス、海外事業の強化、不動産の保有物件の利用アイディア)は当社が既に取り組むか検討してきたもので新規性はないとの見解。スリーマン社の減損はカナダ株式市場のリスクプレミアム上昇によるのれん再評価で、業績悪化によるものではないと説明
    • [17]SPJSFの経営改善策(ヱビスへのフォーカス、海外事業の強化、不動産の保有物件の利用アイディア)は当社が既に取り組むか検討してきたもので新規性はないとの見解。スリーマン社の減損はカナダ株式市場のリスクプレミアム上昇によるのれん再評価で、業績悪化によるものではないと説明
参考文献[1]-[17]
  • サッポロホールディングス「中間事業報告書」(2003年9月)
    • [1]2003年上半期はビール減少と増税による発泡酒の成長停止で連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失133億円。7月1日に純粋持株会社体制へ移行し、サッポロホールディングスのもと酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社体制に。持株会社は事業会社をモニタリングし支援
    • [2]2003年上半期はビール減少と増税による発泡酒の成長停止で連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失133億円。7月1日に純粋持株会社体制へ移行し、サッポロホールディングスのもと酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社体制に。持株会社は事業会社をモニタリングし支援
    • [3]2003年上半期はビール減少と増税による発泡酒の成長停止で連結売上高は前年同期比10%減の2,155億円、中間純損失133億円。7月1日に純粋持株会社体制へ移行し、サッポロホールディングスのもと酒類・飲料・外食・不動産の4事業会社体制に。持株会社は事業会社をモニタリングし支援
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・サッポロビール株式会社の吸収合併)
    • [4]2003年7月の純粋持株会社体制への移行は、酒類・飲料・不動産・外食の各事業の自主独立したスピード経営の実現と収益力向上が目的
  • サッポロホールディングス「サッポログループ中期経営計画 2006年〜2008年」(2006年)
    • [5]2004年〜2006年中期経営計画のレビューで、経常利益は2004年に過去最高益に到達、金融負債残高2,900億円の目標は2004年に達成
  • サッポロホールディングス 有価証券報告書 第84期(2007年12月期)
    • [6]2007年2月15日、SPJSFより「貴社株式の友好的取得について」と題する買付提案を受領。2006年2月17日導入の旧対応方針を継続適用
    • [7]2007年2月15日、SPJSFより「貴社株式の友好的取得について」と題する買付提案を受領。2006年2月17日導入の旧対応方針を継続適用
  • サッポロホールディングス 有価証券報告書 第85期(2008年12月期)
    • [8]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
    • [9]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
    • [10]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
    • [11]2007年3月1日に必要情報リストを交付、3回のやり取りを経て12月6日に取締役会評価期間を開始。2008年2月26日に取締役会意見を通知、3月10日にSPJSFが修正提案。2009年2月17日に修正提案を撤回する書簡を受領
  • サッポロホールディングス「2月17日付のSPJSFからの書簡について」(2009年2月24日)
    • [12]2009年2月24日公表。2006年実績は売上高4,350億円・営業利益86億円・ROE2.1%、2008年実績は営業利益146億円・ROE6.3%。2016年目標は売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上
    • [13]2009年2月24日公表。2006年実績は売上高4,350億円・営業利益86億円・ROE2.1%、2008年実績は営業利益146億円・ROE6.3%。2016年目標は売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上
    • [14]2009年2月24日公表。2006年実績は売上高4,350億円・営業利益86億円・ROE2.1%、2008年実績は営業利益146億円・ROE6.3%。2016年目標は売上高6,000億円・営業利益400億円・ROE8%以上
  • サッポロホールディングス「株主提案に反対する当社の考え方について」(2010年3月)
    • [15]SPJSFの経営改善策(ヱビスへのフォーカス、海外事業の強化、不動産の保有物件の利用アイディア)は当社が既に取り組むか検討してきたもので新規性はないとの見解。スリーマン社の減損はカナダ株式市場のリスクプレミアム上昇によるのれん再評価で、業績悪化によるものではないと説明
    • [16]SPJSFの経営改善策(ヱビスへのフォーカス、海外事業の強化、不動産の保有物件の利用アイディア)は当社が既に取り組むか検討してきたもので新規性はないとの見解。スリーマン社の減損はカナダ株式市場のリスクプレミアム上昇によるのれん再評価で、業績悪化によるものではないと説明
    • [17]SPJSFの経営改善策(ヱビスへのフォーカス、海外事業の強化、不動産の保有物件の利用アイディア)は当社が既に取り組むか検討してきたもので新規性はないとの見解。スリーマン社の減損はカナダ株式市場のリスクプレミアム上昇によるのれん再評価で、業績悪化によるものではないと説明

2007年〜ポッカの統合と「酒」「食」「飲」への事業領域の拡大

2007年に定めた新経営構想は、食品価値創造と快適空間創造の2つを事業領域に置いた。食品の分野では丸大食品や協同乳業との提携、韓国のメイル乳業との提携によるビール市場への参入、ベトナムでのビール工場の建設を進めた。2009年9月にはポッカコーポレーションと資本業務提携を結び、自動販売機や共同調達、共同物流で協業した。2011年2月10日、両社は経営統合の協議入りに合意し、サッポロホールディングスが同年3月下旬にポッカ株を追加取得して子会社にすると決めた。国内市場が人口減少とデフレで縮むなか、両社は独立した事業展開より一体となる方が最善と判断した。縮む国内ビールの外に、レモンやスープの食品ブランドに成長の源泉を求めた判断にあたる。

  • サッポロホールディングス「長期ビジョン・中期計画ならびに第三四半期決算説明会 質疑録」(2016年11月4日)
    • [18]2007年からの新経営構想では、食品価値創造と快適空間創造を大きな2つのドメインとした
  • サッポロホールディングス・ポッカコーポレーション プレスリリース「サッポロホールディングス㈱と㈱ポッカコーポレーションによる経営統合に向けた協議開始について」(2011年2月10日)
    • [19]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
    • [20]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
    • [21]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
    • [22]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断

2016年11月、会社は創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150を定めた。成長の源泉を創業以来のブランド資産と位置づけ、コア事業を酒・食・飲の3分野とし、不動産事業とともにブランドを育てる方針を示した。2020年の目標は売上高6,400億円、のれん償却前の営業利益340億円だった。2016年見込みでは、売上高2,880億円の国内酒類が営業利益111億円を上げる一方、売上高228億円の不動産が100億円を稼いでいた。説明会で上條努社長は、恵比寿ガーデンプレイスのバリューアップや恵比寿ファーストスクエア、GINZA PLACEの再開発への投資で収益が安定したことを計画の基盤に挙げた。そのうえで取締役戦略企画部長は、不動産への依存を脱して食品事業へ投資の軸を移す方針を示した。

  • サッポロホールディングス「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』および第一次中期経営計画2020の策定」(2016年11月2日)
    • [23]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [24]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [25]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [26]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
  • サッポロホールディングス「長期ビジョン・中期計画ならびに第三四半期決算説明会 質疑録」(2016年11月4日)
    • [27]上條社長は恵比寿ガーデンプレイスのバリューアップ、恵比寿ファーストスクエア・GINZA PLACE再開発等への投資で収益力が安定したことを今中期計画の基盤とした。野瀬取締役は次のフェーズとして不動産への依拠を脱し食品事業への投資に舵を切ると説明
    • [28]上條社長は恵比寿ガーデンプレイスのバリューアップ、恵比寿ファーストスクエア・GINZA PLACE再開発等への投資で収益力が安定したことを今中期計画の基盤とした。野瀬取締役は次のフェーズとして不動産への依拠を脱し食品事業への投資に舵を切ると説明

同じ説明会で、会社は北米飲料と食品の課題も認めた。北米の飲料事業は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格に業績が左右されるため、拠点再編と共同調達で対応すると答えた。飲料については総合飲料メーカーをやめ、レモンや特徴のある茶など得意分野に集中する方針を示した。ビールについては、黒ラベルとヱビスが好調で、付加価値の高いビールが選ばれる流れに変わったとの認識を述べた。シェアードサービスを担う子会社のサッポログループマネジメントは、物流・IT・調達の費用を削減し、3年で約30億円の効果を上げていた。SPEED150の中期計画では、2017年から4年で投資活動に1,300億円を振り向けるとした。事業を広げた分だけ、経営資源の配分が分散する構図が生まれていたのだろう。

  • サッポロホールディングス「長期ビジョン・中期計画ならびに第三四半期決算説明会 質疑録」(2016年11月4日)
    • [29]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [30]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [31]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [32]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [33]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
  • サッポロホールディングス「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』および第一次中期経営計画2020の策定」(2016年11月2日)
    • [34]2017年〜2020年の4年間で投資活動によるキャッシュフロー1,300億円を酒・食・飲分野へ配分
参考文献[18]-[34]
  • サッポロホールディングス「長期ビジョン・中期計画ならびに第三四半期決算説明会 質疑録」(2016年11月4日)
    • [18]2007年からの新経営構想では、食品価値創造と快適空間創造を大きな2つのドメインとした
    • [27]上條社長は恵比寿ガーデンプレイスのバリューアップ、恵比寿ファーストスクエア・GINZA PLACE再開発等への投資で収益力が安定したことを今中期計画の基盤とした。野瀬取締役は次のフェーズとして不動産への依拠を脱し食品事業への投資に舵を切ると説明
    • [28]上條社長は恵比寿ガーデンプレイスのバリューアップ、恵比寿ファーストスクエア・GINZA PLACE再開発等への投資で収益力が安定したことを今中期計画の基盤とした。野瀬取締役は次のフェーズとして不動産への依拠を脱し食品事業への投資に舵を切ると説明
    • [29]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [30]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [31]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [32]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
    • [33]北米飲料は2社体制で製造拠点が米国東部に偏り、オレンジ果汁の価格動向に業績が影響されるため生産拠点再編と共同調達で対応。飲料は総合飲料メーカーからの脱却を意味し、レモンや特徴あるお茶等に集中。黒ラベル・ヱビスが好調で付加価値の高いビールが選ばれるトレンド。サッポログループマネジメント社で物流・IT・調達のコスト削減を進め3年間で約30億円の効果
  • サッポロホールディングス・ポッカコーポレーション プレスリリース「サッポロホールディングス㈱と㈱ポッカコーポレーションによる経営統合に向けた協議開始について」(2011年2月10日)
    • [19]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
    • [20]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
    • [21]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
    • [22]2016年をゴールとする新経営構想で食品価値創造事業を事業ドメインに。丸大食品・協同乳業との提携、メイル乳業(韓国)との提携による韓国ビール市場参入、ベトナムでの工場建設。2009年9月にポッカと資本業務提携(自販機・共同調達・共同物流)。2011年2月10日に経営統合協議の開始に合意、3月下旬にポッカ株を追加取得し子会社化。国内市場の縮小のなか、独立して事業展開するより一体となることが最善と判断
  • サッポロホールディングス「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』および第一次中期経営計画2020の策定」(2016年11月2日)
    • [23]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [24]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [25]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [26]2016年11月2日、創業150周年の2026年までの長期経営ビジョンSPEED150と第一次中期経営計画2020を策定。成長の源泉はブランド資産、コア事業は酒・食・飲の3分野で不動産事業とともにブランドを育成。2020年目標は売上高6,400億円・営業利益(のれん償却前)340億円。2016年見込みは国内酒類が売上高2,880億円・営業利益111億円、不動産が売上高228億円・営業利益100億円
    • [34]2017年〜2020年の4年間で投資活動によるキャッシュフロー1,300億円を酒・食・飲分野へ配分

2020年〜不動産事業の切り離しとビールへの集中

2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大で、国内酒類の業務用ビールや外食、食品飲料の自動販売機で利益が大きく減少した。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失が重なり、決算は赤字となった。一方で恵比寿ガーデンプレイスを中心とする不動産は高い稼働率を保ち、グループの収益を下支えした。2022年に定めた中期経営計画(2023~26)は、事業ポートフォリオの見直しと資本効率の向上を軸に据え、ROE8%を財務目標に掲げている。カフェ事業を譲渡し、仙台工場のビール製造を止める一方、2022年に米国のStone社を買収して北米酒類の展開を急いだ。危機の年に利益を支えたのが再び不動産だった事実は、本業の収益力の低さを改めて示したとみられる。

  • サッポロホールディングス「統合報告書2020」
    • [35]2020年度は新型コロナの影響で国内酒類の業務用ビール・外食、食品飲料の自販機チャネルで大幅減益。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失の計上などで赤字決算。不動産は恵比寿ガーデンプレイスを中心に高稼働率を維持し、グループの収益を下支え
    • [36]2020年度は新型コロナの影響で国内酒類の業務用ビール・外食、食品飲料の自販機チャネルで大幅減益。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失の計上などで赤字決算。不動産は恵比寿ガーデンプレイスを中心に高稼働率を維持し、グループの収益を下支え
    • [37]2020年度は新型コロナの影響で国内酒類の業務用ビール・外食、食品飲料の自販機チャネルで大幅減益。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失の計上などで赤字決算。不動産は恵比寿ガーデンプレイスを中心に高稼働率を維持し、グループの収益を下支え
  • サッポロホールディングス「中期経営計画(2023~26)」(2022年)
    • [38]中期経営計画(2023~26)は事業ポートフォリオの見直しと資本効率の向上がポイントで財務目標はROE8%。カフェ事業の譲渡、仙台工場ビール製造停止、2022年のStone社買収、北米酒類の展開加速、国内ビールへの集中
    • [39]中期経営計画(2023~26)は事業ポートフォリオの見直しと資本効率の向上がポイントで財務目標はROE8%。カフェ事業の譲渡、仙台工場ビール製造停止、2022年のStone社買収、北米酒類の展開加速、国内ビールへの集中

2013年から2022年までの平均事業利益率は2.5%、平均ROEは3.0%にとどまった。会社は2023年9月にグループ戦略検討委員会を設け、2024年2月に不動産事業の切り離しと酒類事業への経営資源の集中を経営方針として公表した。最大株主となったシンガポールの3D Investment Partnersは同年7月、不動産事業が資本コストを下回るリターンしか生んでいないと問題視していた。そのうえで、不動産保有会社の税制適格スピンオフと個別物件の完全売却を組み合わせる案を株主に示した。2025年3月の定時株主総会で、3D側の取締役選任の2議案は賛成比率29%台で否決された。投票では会社案が支持されたが、不動産を切り離すという論点そのものは両者で一致していた。

  • サッポロホールディングス「統合報告書2025」
    • [40]過去10年間(2013〜2022年)の平均事業利益率は2.5%、平均ROEは3.0%と低水準
  • サッポロホールディングス「第101回定時株主総会招集ご通知」(2025年3月7日)
    • [41]2023年9月にグループ戦略検討委員会を設立し、2024年2月に不動産事業の切り離し方針と酒類事業への経営資源の集中投下に関する経営方針を公表。第4号・第5号議案は3D OPPORTUNITY MASTER FUNDからの株主提案で、取締役会は反対
    • [44]2023年9月にグループ戦略検討委員会を設立し、2024年2月に不動産事業の切り離し方針と酒類事業への経営資源の集中投下に関する経営方針を公表。第4号・第5号議案は3D OPPORTUNITY MASTER FUNDからの株主提案で、取締役会は反対
  • 3D Investment Partners「サッポロ株主の皆様へ」(2024年7月9日)
    • [42]3D Investment Partnersが投資一任するファンドはサッポロの最大株主。不動産事業は資本コストを下回る投資リターンしか生み出していないと指摘し、不動産保有法人の税制適格スピンオフと個別物件の完全売却の組み合わせを提案
    • [43]3D Investment Partnersが投資一任するファンドはサッポロの最大株主。不動産事業は資本コストを下回る投資リターンしか生み出していないと指摘し、不動産保有法人の税制適格スピンオフと個別物件の完全売却の組み合わせを提案
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年3月31日提出・議決権行使の結果)
    • [45]2025年3月28日の第101回定時株主総会で、株主提案の取締役選任2議案は賛成比率29.38%・29.45%で否決

2025年2月のグループ中長期成長戦略は、2024年のビール構成比約78%という強みを軸に、国内ビールシェア25%を目標に置いた。黒ラベルとヱビスへのマーケティング投資は2030年に向けて倍増させるとした。米国では2024年12月期にStone社ののれんの減損損失約139億円を計上し、クラフト市場の軟化を認めた。2025年12月24日には、恵比寿ガーデンプレイスなどを運営するサッポロ不動産開発の株式を2026年6月から2029年6月まで3回に分けてSPARK合同会社へ移す契約を結んだ。不動産をオフバランス化し、得た資金を酒類事業へ投じる目的である。同日、中核子会社のサッポロビールを2026年に吸収合併し、分散した経営資源を集め直すことも決めた。1994年から続いた、不動産の賃貸収入でビール本業を支える構図を、会社が自ら解いた局面にあたる。

  • サッポロホールディングス「統合報告書2025」
    • [46]2025年2月にグループ中長期成長戦略を公表。2024年のビール構成比は約78%。国内ビールシェア25%を目指し、黒ラベルとヱビスへのマーケティング投資を2030年に向けて倍増
    • [47]2025年2月にグループ中長期成長戦略を公表。2024年のビール構成比は約78%。国内ビールシェア25%を目指し、黒ラベルとヱビスへのマーケティング投資を2030年に向けて倍増
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年1月30日提出)
    • [48]STONE BREWING CO.,LLCに係るのれんについて、クラフト市場の長期的軟化とコストインフレによる事業計画見直しで、2024年12月期に減損損失約139億円を計上見込み
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・連結子会社の事業の譲渡)
    • [49]2025年12月24日、サッポロ不動産開発(恵比寿ガーデンプレイス・サッポロファクトリー等を管理・運営)の議決権を2026年6月1日・2028年6月1日・2029年6月1日の3回でSPARK合同会社へ異動する契約を締結。不動産事業をオフバランスし、得られる資金を酒類事業を中心に投下する目的
    • [50]2025年12月24日、サッポロ不動産開発(恵比寿ガーデンプレイス・サッポロファクトリー等を管理・運営)の議決権を2026年6月1日・2028年6月1日・2029年6月1日の3回でSPARK合同会社へ異動する契約を締結。不動産事業をオフバランスし、得られる資金を酒類事業を中心に投下する目的
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・サッポロビール株式会社の吸収合併)
    • [51]完全子会社のサッポロビール株式会社を吸収合併。さらなる収益性の向上と、分散した経営資源の効率化が不可欠との結論による
参考文献[35]-[51]
  • サッポロホールディングス「統合報告書2020」
    • [35]2020年度は新型コロナの影響で国内酒類の業務用ビール・外食、食品飲料の自販機チャネルで大幅減益。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失の計上などで赤字決算。不動産は恵比寿ガーデンプレイスを中心に高稼働率を維持し、グループの収益を下支え
    • [36]2020年度は新型コロナの影響で国内酒類の業務用ビール・外食、食品飲料の自販機チャネルで大幅減益。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失の計上などで赤字決算。不動産は恵比寿ガーデンプレイスを中心に高稼働率を維持し、グループの収益を下支え
    • [37]2020年度は新型コロナの影響で国内酒類の業務用ビール・外食、食品飲料の自販機チャネルで大幅減益。早期退職優遇制度の一時費用と食品飲料事業の固定資産減損損失の計上などで赤字決算。不動産は恵比寿ガーデンプレイスを中心に高稼働率を維持し、グループの収益を下支え
  • サッポロホールディングス「中期経営計画(2023~26)」(2022年)
    • [38]中期経営計画(2023~26)は事業ポートフォリオの見直しと資本効率の向上がポイントで財務目標はROE8%。カフェ事業の譲渡、仙台工場ビール製造停止、2022年のStone社買収、北米酒類の展開加速、国内ビールへの集中
    • [39]中期経営計画(2023~26)は事業ポートフォリオの見直しと資本効率の向上がポイントで財務目標はROE8%。カフェ事業の譲渡、仙台工場ビール製造停止、2022年のStone社買収、北米酒類の展開加速、国内ビールへの集中
  • サッポロホールディングス「統合報告書2025」
    • [40]過去10年間(2013〜2022年)の平均事業利益率は2.5%、平均ROEは3.0%と低水準
    • [46]2025年2月にグループ中長期成長戦略を公表。2024年のビール構成比は約78%。国内ビールシェア25%を目指し、黒ラベルとヱビスへのマーケティング投資を2030年に向けて倍増
    • [47]2025年2月にグループ中長期成長戦略を公表。2024年のビール構成比は約78%。国内ビールシェア25%を目指し、黒ラベルとヱビスへのマーケティング投資を2030年に向けて倍増
  • サッポロホールディングス「第101回定時株主総会招集ご通知」(2025年3月7日)
    • [41]2023年9月にグループ戦略検討委員会を設立し、2024年2月に不動産事業の切り離し方針と酒類事業への経営資源の集中投下に関する経営方針を公表。第4号・第5号議案は3D OPPORTUNITY MASTER FUNDからの株主提案で、取締役会は反対
    • [44]2023年9月にグループ戦略検討委員会を設立し、2024年2月に不動産事業の切り離し方針と酒類事業への経営資源の集中投下に関する経営方針を公表。第4号・第5号議案は3D OPPORTUNITY MASTER FUNDからの株主提案で、取締役会は反対
  • 3D Investment Partners「サッポロ株主の皆様へ」(2024年7月9日)
    • [42]3D Investment Partnersが投資一任するファンドはサッポロの最大株主。不動産事業は資本コストを下回る投資リターンしか生み出していないと指摘し、不動産保有法人の税制適格スピンオフと個別物件の完全売却の組み合わせを提案
    • [43]3D Investment Partnersが投資一任するファンドはサッポロの最大株主。不動産事業は資本コストを下回る投資リターンしか生み出していないと指摘し、不動産保有法人の税制適格スピンオフと個別物件の完全売却の組み合わせを提案
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年3月31日提出・議決権行使の結果)
    • [45]2025年3月28日の第101回定時株主総会で、株主提案の取締役選任2議案は賛成比率29.38%・29.45%で否決
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年1月30日提出)
    • [48]STONE BREWING CO.,LLCに係るのれんについて、クラフト市場の長期的軟化とコストインフレによる事業計画見直しで、2024年12月期に減損損失約139億円を計上見込み
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・連結子会社の事業の譲渡)
    • [49]2025年12月24日、サッポロ不動産開発(恵比寿ガーデンプレイス・サッポロファクトリー等を管理・運営)の議決権を2026年6月1日・2028年6月1日・2029年6月1日の3回でSPARK合同会社へ異動する契約を締結。不動産事業をオフバランスし、得られる資金を酒類事業を中心に投下する目的
    • [50]2025年12月24日、サッポロ不動産開発(恵比寿ガーデンプレイス・サッポロファクトリー等を管理・運営)の議決権を2026年6月1日・2028年6月1日・2029年6月1日の3回でSPARK合同会社へ異動する契約を締結。不動産事業をオフバランスし、得られる資金を酒類事業を中心に投下する目的
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・サッポロビール株式会社の吸収合併)
    • [51]完全子会社のサッポロビール株式会社を吸収合併。さらなる収益性の向上と、分散した経営資源の効率化が不可欠との結論による

2003年〜2026年の業績

決算期 区分 売上高 営業利益経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 億円 億円 利益率
2003年12月期 連結 4,795 n/a n/a 68 24 0.5% n/a
2004年12月期 連結 4,949 +3.2% 236 180 46 0.9% n/a
2005年12月期 連結 4,536 ▲8.3% 103 66 36 0.8% n/a
2006年12月期 連結 4,350 ▲4.1% 86 59 23 0.5% n/a
2007年12月期 連結 4,490 +3.2% 123 81 55 1.2% n/a
2008年12月期 連結 4,145 ▲7.7% 146 105 76 1.8% n/a
2009年12月期 連結 3,875 ▲6.5% 128 107 45 1.2% n/a
2010年12月期 連結 3,892 +0.4% 154 143 108 2.8% n/a
2011年12月期 連結 4,540 +16.6% 188 168 32 0.7% n/a
2012年12月期 連結 4,924 +8.5% 144 137 54 1.1% n/a
2013年12月期 連結 5,098 +3.5% 153 151 95 1.9% n/a
2014年12月期 連結 5,187 +1.7% 147 n/a 3 0.1% n/a
2015年12月期 連結 5,337 +2.9% 139 n/a 61 1.1% n/a
2016年12月期 連結 5,418 +1.5% 202 n/a 95 1.8% n/a
2017年12月期 連結 5,515 +1.8% 170 n/a 110 2.0% n/a
2018年12月期 連結 5,105 ▲7.4% 115 n/a 53 1.0% n/a
2019年12月期 連結 4,918 ▲3.7% 122 n/a 44 0.9% n/a
2020年12月期 連結 4,347 ▲11.6% ▲159 n/a ▲161 ▲3.7% n/a
2021年12月期 連結 4,371 +0.6% 220 n/a 123 2.8% n/a
2022年12月期 連結 4,784 +9.4% 101 n/a 54 1.1% n/a
2023年12月期 連結 5,186 +8.4% 118 n/a 87 1.7% n/a
2024年12月期 連結 5,124 ▲1.2% 56 n/a 77 1.5% n/a
2025年12月期 連結 5,068 ▲1.1% 244 n/a 195 3.8% n/a
2026年 n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a n/a

出所:有価証券報告書

出典・参考

18件
出典・参考
  • サッポロホールディングス 有価証券報告書 第84期(2007年12月期)
  • サッポロホールディングス 有価証券報告書 第85期(2008年12月期)
  • サッポロホールディングス・ポッカコーポレーション プレスリリース「サッポロホールディングス㈱と㈱ポッカコーポレーションによる経営統合に向けた協議開始について」(2011年2月10日)
  • サッポロホールディングス「長期ビジョン・中期計画ならびに第三四半期決算説明会 質疑録」(2016年11月4日)
  • サッポロホールディングス「統合報告書2020」
  • サッポロホールディングス「統合報告書2025」
  • サッポロホールディングス「中間事業報告書」(2003年9月)
  • サッポロホールディングス「サッポログループ中期経営計画 2006年〜2008年」(2006年)
  • サッポロホールディングス「2月17日付のSPJSFからの書簡について」(2009年2月24日)
  • サッポロホールディングス「株主提案に反対する当社の考え方について」(2010年3月)
  • サッポロホールディングス「サッポログループ長期経営ビジョン『SPEED150』および第一次中期経営計画2020の策定」(2016年11月2日)
  • サッポロホールディングス「中期経営計画(2023~26)」(2022年)
  • 3D Investment Partners「サッポロ株主の皆様へ」(2024年7月9日)
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・サッポロビール株式会社の吸収合併)
  • サッポロホールディングス「第101回定時株主総会招集ご通知」(2025年3月7日)
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年3月31日提出・議決権行使の結果)
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年1月30日提出)
  • サッポロホールディングス 臨時報告書(2025年12月24日提出・連結子会社の事業の譲渡)

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