決断
規模で追わない会社が、規模の要る領域だけは会社ごと買収して埋めてきた。2000年に最高を記録した総広告費は翌年から反落し、二位以下が同時に苦しくなる。2002年12月に大広・読売広告社との三社経営統合を発表し、2003年10月1日に株式移転で博報堂DYホールディングスを設立して、単独7,097億円だった博報堂は首位との差を半分から7割強へ縮めた。統合したのは広告枠の調達と媒体開発だけで、制作と営業は三社が別々に持ち続けている。ネット広告は単価が小さくテレビ中心の営業では育たないため、2009年2月にデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムへ出資し、2018年10月に公開買付けで完全子会社とした。出資から完全子会社化まで九年をかけたことが、テレビとデジタルを同じ提案に載せる編成の前提になった。
2025年9月 デジタルHDへの公開買付け
のれんと売上総利益2025 2026 のれん(百万円) 57,213 49,805 売上総利益(億円) 3,996 4,060 2018年8月 DACの完全子会社化
資本剰余金と株主資本2018 2019 2024 資本剰余金(百万円) 87,742 0 0 資本剰余金以外の株主資本(億円) 1,947 2,269 3,377