決断
発注者が一者しかない出発点を、会社の数を増やして薄めてきた。1982年8月、日本通信建設は光ファイバーケーブル工事を初めて受注した。1985年の電電公社民営化でNTTの独占が終わり、1990年7月に日本コムシスへ商号を変更したのち、2003年9月には三和エレック・東日本システム建設との株式移転で持株会社を設立し、3社を合併させずに完全子会社として残した。以後は持株会社の下へ取り込みを重ね、2010年10月に北海道のつうけん、2014年4月に再生可能エネルギーの日本エコシステム、2016年4月に道路舗装の東京鋪装工業、2017年7月にガス設備工事のカンドーを加えた。2018年10月にはNDS・SYSKEN・北陸電話工事を株式交換で同時に完全子会社化し、連結売上高は3,800億円から4,817億円へ増えた。取り込んだ各社が、NTTグループ向けの比率をFY2003の54.1%からFY2024の38.5%へ下げた。
2018年5月 NDS等3社を子会社化
NDSグループの売上高2019 2024 NDSグループ(百万円) 43,536 83,799 2003年9月 3社統合でコムシスHD設立
1982年8月 日本通信建設が光ファイバー参入
日本通信建設が光ファイバー参入伝送媒体が銅線から光ファイバーへ切り替わる技術転換に対し、施工実績を早期に確保して受注資格を保つための参入同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1981 1982 1984 売上高(億円) 764 745 850 経常利益率(%) 4.3 2.8 2.7