- 2013年4月の旧安藤建設と旧ハザマの合併以降、社長は3代を数える(野村俊明氏/福富正人氏/国谷一彦氏)。初代の野村俊明氏は安藤建設出身、2代目の福富正人氏と3代目の国谷一彦氏は旧ハザマ系。合併時こそ建築に強い安藤建設側がトップを担ったが、2018年の福富氏就任以降は土木に強いハザマ系がトップ人事を握る構図が続いている。
- 在任期間は野村俊明氏が5年(2013年4月〜2018年3月)、福富正人氏が5年(2018年4月〜2023年3月)、国谷一彦氏は2023年4月就任で現任。合併後の社長交代は5年サイクルで進んでおり、合併第1フェーズ(統合・地ならし)、第2フェーズ(土木基盤強化)、第3フェーズ(次世代経営)の節目と一致する。
- 福富正人氏は土木営業出身(旧ハザマ→株式会社間組名古屋支店土木営業部→九州支店長→関東土木支店長)、国谷一彦氏は土木技術と経営企画の両系統を歩んだ人物で、いずれも合併会社の土木事業基盤を背負って社長に昇格している。建築系・国際系・財務系からのトップ起用は合併後一度も実現していない。
- 創業期に遡れば旧安藤組(1873年創業)の安藤米吉氏、旧間組(1889年創業)の間猛馬氏という2系統の創業者を持つが、両社とも個人創業者からプロ経営者経営へ早期に移行しており、現在のトップ人事に創業家の関与は残っていない。