- データに残る FY05/2006年3月期以降の社長は大場富夫氏、北川芳輝氏、深山英世氏、宮尾文也氏の4名で、深山英世氏は創業家・深山祐助氏の甥にあたる。創業家トップは FY09/2010年3月期から FY17/2018年3月期まで9期にわたって在任し、家具家電付きアパートのサブリース拡大を担った創業家系譜の終端に位置する。
- 創業家の深山英世氏に続く FY18/2019年3月期からは宮尾文也氏が社長を務め、FY24/2025年3月期まで7期と直近で最も長い在任となっている。創業者個人が握った経営権が甥への承継を経て創業家外の内部昇進者へ移り、系譜の断絶点はこの代替わりに置かれる。
- 宮尾文也氏は中道リース㈱を経て1990年にレオパレス21へ入社し、経理部次長から経営企画部長、IR担当を歩んだのち2019年に社長へ就いた、財務・経営企画畑を昇進元とする生え抜きである。創業家でも外部招聘でもなく、社内の管理・企画系から登用された点が直近トップの特徴となる。
- 在任期間は北川芳輝氏が3期、深山英世氏が9期と長短の振れが大きく、施工不備問題の露呈と外部資本の関与という局面転換のたびにトップが入れ替わってきた。創業家依存からの脱却が、社長の出自を創業家から内部管理系へと組み替えた背景にある。