- 1974年の創業以降、有報で確認できるFY03(2003年度)以降の社長は麻田守孝(FY03〜FY05)、多田勝美(FY06)、三鍋伊佐雄(FY07〜FY11)、熊切直美(FY12〜FY17)、小林克満(FY18〜FY21)、竹内啓(FY22〜現任)の6名。多田勝美氏は創業者として再登板した経歴を持ち、他5名はいずれも大東建託の生え抜き。HD化を伴わない単独本体経営を半世紀続け、社長交代は外部招聘ではなく内部昇格で完結している。
- 在任期間はFY07以降4〜6年サイクルで推移し、概ね一巡5年程度の比較的短い任期で交代している。創業者の多田勝美氏のFY06再登板(1年)を除けば、社長の交代は事業環境の変化(リーマンショック前後の三鍋伊佐雄、相続税制改正前後の熊切直美、ハウスコム完全子会社化前夜の小林克満)と連動している。
- 昇進元はいずれも建築事業本部長または営業統括部長の経験者で、設計・技術系より営業・建築事業現場の出身が中心。直近の竹内啓社長は2010年に東海営業部長、2017年に不動産事業本部長、2021年に建築事業本部長を経てFY22に代表取締役、FY23にCEOへ昇格しており、賃貸建設の営業から事業本部長を経て社長就任という大東建託の典型的キャリアパスをたどっている。