決断
自社で開発した事業を、買収した事業で置き換えてきた。1967年の木目転写箔は松下電器との取引から生まれ、1985年の抵抗膜方式タッチセンサーも写真製版の応用として社内で育った。2013年4月にはスマートフォン向けタッチセンサーへの集中投資を決め、姫路・加賀の両工場へ2014年度に合計274億円を投じている。ところが2015年以降の新方式の台頭と顧客集中で価格が下落し、2017年3月期のディバイス事業は売上502億円・営業損益1億円の赤字、連結でも最終損失74億円と創業以来初の本格的な赤字となった。以後の拡張は買収に替わり、2015年8月にベルギーの蒸着紙メーカーを約150億円、2016年9月にはメディカルへの転換の起点となったGraphic Controlsを約141億円で取得している。2017年10月には商号を日本写真印刷からNISSHAへ改め、社名から印刷を外した。
2026年9月 ベトナムUSMの株式譲渡
2016年8月 グラフィックコントロールズの買収
業績の推移2015 2016 2021 売上高(億円) 1,188 1,198 1,893 営業利益率(%) 7.4 8.8 9.2 2013年4月 フィルムタッチセンサー投資
フィルムタッチセンサー投資立ち上がるスマートフォンの量産需要を取り込むべく、フィルム式タッチセンサーへ2014年度に単年274億円を投じた特定市場への集中投資。新方式の台頭と顧客集中による価格下落で、創業以来初の本格赤字を招いた。同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2012 2013 2018 売上高(億円) 802 894 2,074 営業利益率(%) -14.6 -7.6 3.9