IDOMの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

在庫を持つ前に、値段を決める仕組みのほうを先に作った。展示場へ200台を並べて月60台売る従来の中古車店では、売れ残りの値下がりを結局は客が負担する。羽鳥兼市氏はその構造を疑い、消費者から直接買い取ってオークションで売り切る方式をとった。店頭で書いた査定票を本部へ送り、約30万件の落札データと突き合わせて3分で価格を返す本部一括査定を敷き、素人でも扱えるよう手順を文書にして加盟店へ配っている。1998年2月には通信衛星で結んだドルフィネットの本格運営に入り、出品までの数日間の在庫を全国から検索できるようにした。加盟店に任せたのは接客と査定票の記入までで、値決めは最後まで本部に残った。

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