決断
在庫を持つ前に、値段を決める仕組みのほうを先に作った。展示場へ200台を並べて月60台売る従来の中古車店では、売れ残りの値下がりを結局は客が負担する。羽鳥兼市氏はその構造を疑い、消費者から直接買い取ってオークションで売り切る方式をとった。店頭で書いた査定票を本部へ送り、約30万件の落札データと突き合わせて3分で価格を返す本部一括査定を敷き、素人でも扱えるよう手順を文書にして加盟店へ配っている。1998年2月には通信衛星で結んだドルフィネットの本格運営に入り、出品までの数日間の在庫を全国から検索できるようにした。加盟店に任せたのは接客と査定票の記入までで、値決めは最後まで本部に残った。
2016年7月 「IDOM」への社名変更
業績の推移2015 2016 2021 売上高(億円) 1,557 2,101 3,806 営業利益率(%) 3.4 3.6 2.8 2015年 豪州新車ディーラー撤退
豪州新車ディーラー撤退2015〜2018年に買収した豪州の新車ディーラー事業を、収益性の伸び悩みを受けて2022年に全株式譲渡で全面撤退し、資本効率を優先して国内小売へ経営資源を集中させた経営判断同じ経営論点に直面した企業 | 事業売却・撤退業績の推移2014 2015 2020 売上高(億円) 1,694 1,557 3,617 営業利益率(%) 4.2 3.4 2.5 1994年 下取りを切り出した買取専業