ライオンの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

売上の目標を掲げるたびに、採算を落としてきた。1980年1月にライオン歯磨とライオン油脂を対等合併させた。1983年には創業100周年の1991年へ向けて売上高5,000億円・経常利益200億円を掲げたが、目標達成のための営業が利益率を下げ、1990年12月期の営業利益は5億7,100万円と売上高比0.2%まで沈んだ。1989年には育毛剤のデータねつ造が発覚して生産中止と回収に至った。1988年に計画そのものを放棄し、品目数を1989年10月の576から1990年12月の489へ減らして芳香剤を38品目から14品目にすると、一桁だったシェアが10%を超えた。品目を減らすほどシェアが上がるという結果が、量を追う計画の否定になった。

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