コニカミノルタ の歴史

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創業 2003年
母体 コニカ+ミノルタ
創業地 東京都千代田区
創業
2003年8月、コニカとミノルタが株式交換により経営統合し、コニカミノルタホールディングス株式会社が発足した。存続会社は1873年に東京麹町で写真材料を商った小西屋六兵衛店にさかのぼるコニカで、証券コードもそのまま引き継いでいる。統合に先立ちコニカは同年4月に全事業を4事業会社・2共通機能会社へ分社して純粋持株会社となり、6月に委員会等設置会社へ移っていた。統合後の取締役会は旧コニカ・旧ミノルタ・社外を4名ずつで組み、カメラと複写機を手がけたミノルタの最後の社長だった太田義勝氏が2006年4月に社長へ就任している。2013年4月にはグループ7社を吸収合併して事業会社へ戻り、商号をコニカミノルタ株式会社へ改めた。
決断
祖業を二つとも清算し、複合機一本へ絞った。2006年1月、旧ミノルタの祖業であるカメラと旧コニカの主力であったフォトから同時に撤退し、2,243名を削減して特別損失1,054億円を計上する。2006年3月期は543億円の最終赤字となったが、翌期の営業利益は1,040億円へ戻った。集中の代償は情報機器への依存で、2017年10月には米アンブリー・ジェネティクスを買収してがん遺伝子診断へ参入した。だが遺伝子診断は規制と保険償還の壁に阻まれ、2023年3月期にはのれん減損を含む1,031億円の純損失を計上した。祖業を消して得た集中が一本足という別の問題を生み、その解を社外に求めた買収が、7年後に過去最大の損失へ変わった。
現況
2026年3月期の黒字回復は、新規事業ではなく複合機の立て直しが生んだ。連結売上高1兆877億円に対し営業利益は498億円、純利益は302億円で、営業損失640億円・純損失474億円だった前期から一年で反転している。内訳はデジタルワークプレイスが売上6,141億円・営業利益370億円、プロフェッショナルプリントが2,552億円・93億円、インダストリーが1,317億円・222億円で、画像ソリューションだけが954億円の売上に対し13億円の損失を出した。2025年2月のAmbry Genetics譲渡と、2024年3月末から積み上げた約5,200名の人員削減が、複合機の稼ぐ力をそのまま連結の利益として残した。
競合
複合機で競った相手と、トナーの調達を分け合う関係へ変わった。2024年5月、コニカミノルタは富士フイルムビジネスイノベーションとトナーの業務提携を締結し、同年9月には事務機の調達合弁会社の設立契約を結んでいる。出資比率は富士フイルムビジネスイノベーションが75%、コニカミノルタが25%で、約220名の体制である。写真材料から出た2社のうち、富士フイルムが本業の消失に備えて医薬と材料へ広げたのに対し、コニカミノルタは複合機へ経営資源を集中した。2003年の統合で得た規模は複合機の開発費を賄うためのものだったが、20年を経て、その複合機の原価を競合と分け合う側へ会社を移した。
コニカミノルタ:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2002年3月期2026年3月期

設立ストーリー 持株会社を先に作って迎えた統合と、祖業2つの同時清算 (2003年〜)

株式交換による統合と6事業会社への再編

2003年8月、コニカはミノルタと株式交換により経営統合[1]し、商号をコニカミノルタホールディングス株式会社へ変更した。統合後の2003年10月には、両社が有していた全事業を6事業会社・2共通機能会社へ再編し[2]、情報機器とフォトイメージングの国内・米国・ドイツの販売子会社[3]を順次1本にまとめ、情報機器の中国生産子会社も合併させている。旧コニカが高速デジタル複写機、旧ミノルタがカラーレーザープリンターを持ち、重なる販路と製品系列をどちらかへ寄せる作業が統合初年度の中心にあった。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [1]2003年8月 ミノルタ株式会社と株式交換で経営統合しコニカミノルタホールディングスへ商号変更
    • [2]2003年10月 コニカ・ミノルタが有していた全事業を6事業会社・2共通機能会社へ再編
    • [3]2003年10月に統合されたのは、情報機器の国内・米国・ドイツ販売子会社の合併、フォトイメージングの米国・ドイツ販売子会社の統合、および情報機器の中国(香港)生産子会社の合併(Konica Minolta Business Technologies Manufacturing (HK))である。中国の販売子会社Konica Minolta Business Solutions (CHINA)の設立は2005年11月にあたる

統合の効果は、まず規模に現れた。連結売上高は2003年3月期の5,590億円から、統合が通期で寄与した2005年3月期には1兆674億円へ拡大している[4]。2003年9月には本社事務所を東京丸の内へ移転し、2004[5]年4月にはフォトイメージング子会社をカメラ子会社と統合している。2004年12月には中国無錫に情報機器生産子会社[6]Konica Minolta Business Technologies (WUXI)を設立し、生産面でも集約を進めた。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2005年3月期)
    • [4]連結売上高は2003年3月期5,590億円(559,041百万円)から2005年3月期1兆674億円(1,067,447百万円)へ拡大
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [5]2003年9月 本社事務所を東京丸の内に移転/2004年4月 フォトイメージング子会社がカメラ子会社と統合
    • [6]2004年12月 中国無錫に情報機器生産子会社Konica Minolta Business Technologies (WUXI)を設立
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [1]2003年8月 ミノルタ株式会社と株式交換で経営統合しコニカミノルタホールディングスへ商号変更
    • [2]2003年10月 コニカ・ミノルタが有していた全事業を6事業会社・2共通機能会社へ再編
    • [3]2003年10月に統合されたのは、情報機器の国内・米国・ドイツ販売子会社の合併、フォトイメージングの米国・ドイツ販売子会社の統合、および情報機器の中国(香港)生産子会社の合併(Konica Minolta Business Technologies Manufacturing (HK))である。中国の販売子会社Konica Minolta Business Solutions (CHINA)の設立は2005年11月にあたる
    • [5]2003年9月 本社事務所を東京丸の内に移転/2004年4月 フォトイメージング子会社がカメラ子会社と統合
    • [6]2004年12月 中国無錫に情報機器生産子会社Konica Minolta Business Technologies (WUXI)を設立
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2005年3月期)
    • [4]連結売上高は2003年3月期5,590億円(559,041百万円)から2005年3月期1兆674億円(1,067,447百万円)へ拡大

統合後の統治と、一から作り直した人事制度

統合に先立ち、コニカは持株会社化と委員会等設置会社への移行[7]を済ませていた。新会社はその機関設計を引き継ぎ、監査・指名・報酬の3委員会をいずれも社外取締役が過半数を占め、委員長も社外が務める形で運営している。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [7]コニカは統合前の2003年4月に純粋持株会社制へ、同年6月に委員会等設置会社(社外取締役を過半数・委員長とする監査・指名・報酬の3委員会)へ移行しており、8月の統合後もその機関設計が引き継がれた

岩居文雄社長はこの機関設計について、{q1}と語っている(週刊東洋経済 2005/3/5)。掲げた人事理念は{q2}で、両社のいいとこ取りを避ける方針を明示している。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [7]コニカは統合前の2003年4月に純粋持株会社制へ、同年6月に委員会等設置会社(社外取締役を過半数・委員長とする監査・指名・報酬の3委員会)へ移行しており、8月の統合後もその機関設計が引き継がれた

カメラ・フォト撤退と1,054億円の特別損失計上

2006年1月、コニカミノルタホールディングスはカメラ事業およびフォト事業からの撤退を発表した[8]。カメラ事業は旧ミノルタの祖業に、フォト事業は旧コニカの主力事業にあたり、両社の祖業を同時に畳む決定であった。一眼レフ(αシリーズ)の資産はソニーへ売却し[9]、ミニラボなどは事業終了とした。カメラ事業は2006年3月、フォト事業は2007年9月で終了している。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [8]2006年1月 カメラ事業・フォト事業からの撤退を発表(カメラは2006年3月終了・フォトは2007年9月終了)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【従業員の状況】
    • [9]一眼レフ(αシリーズ)資産はソニーへ売却

事業撤退で2,243名の人員削減を実施し、生産設備の減損286億円・販売拠点の整理費用等597億円・人員合理化費用171億円を含む合計1,054[10]億円を特別損失として計上した。この結果、2006年3月期は最終赤字▲543億円に転落している[11]。同時期の2005年1月にはコニカミノルタIJ株式会社を設立[12]してインクジェットヘッド事業を立ち上げ、2005年10月には米Konica Minolta Graphic Imaging USAが印刷用プレートメーカーAmerican Litho Inc.を買収しており、祖業の撤退と非情報機器領域の強化とが並行して進んだ。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2006年3月期)
    • [10]事業撤退で2,243名の人員削減・特別損失合計1,054億円(生産設備減損286億円・販売拠点整理597億円・人員合理化171億円)
    • [11]2006年3月期 当期純損失▲543億円(▲54,305百万円)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [12]2005年1月 コニカミノルタIJ株式会社を設立(インクジェットヘッド事業)/2005年10月 米Konica Minolta Graphic Imaging USAが印刷用プレートメーカーAmerican Litho Inc.を買収
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [8]2006年1月 カメラ事業・フォト事業からの撤退を発表(カメラは2006年3月終了・フォトは2007年9月終了)
    • [12]2005年1月 コニカミノルタIJ株式会社を設立(インクジェットヘッド事業)/2005年10月 米Konica Minolta Graphic Imaging USAが印刷用プレートメーカーAmerican Litho Inc.を買収
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【従業員の状況】
    • [9]一眼レフ(αシリーズ)資産はソニーへ売却
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2006年3月期)
    • [10]事業撤退で2,243名の人員削減・特別損失合計1,054億円(生産設備減損286億円・販売拠点整理597億円・人員合理化171億円)
    • [11]2006年3月期 当期純損失▲543億円(▲54,305百万円)

祖業を畳んだ翌期の営業利益1,040億円

祖業を畳んだ翌期、2007年3月期の連結営業利益は1,040億円となり[13]、中期経営計画の目標数値を1年前倒しで達成した。2006年4月には、ミノルタ最後の社長だった太田義勝氏がコニカミノルタホールディングス社長に就いている。2007年4月には医療事業の国内販社と技術サービス子会社を統合[14]してコニカミノルタヘルスケアを発足させ、複合機を中心とする情報機器と、光学部品・機能材料の2本立てで会社を組み直した。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2007年3月期)
    • [13]2007年3月期 連結営業利益1,040億円(104,006百万円)。中期経営計画の目標数値を1年前倒しで達成
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [14]2007年4月 医療事業の国内販社・技術サービス子会社を統合しコニカミノルタヘルスケアを発足

海外の事務機販売網はさらに広げた。2008年6月、米Konica Minolta Business Solutions U.S.A.が米Danka Office Imaging Companyを買収し[15]、北米の販売網を厚くしている。2008年3月期の連結営業利益は1,196億円と統合後の最高[16]となった。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [15]2008年6月 米Konica Minolta Business Solutions U.S.A.が米Danka Office Imaging Companyを買収
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2008年3月期)
    • [16]2008年3月期 連結営業利益1,196億円(119,606百万円)で統合後の最高
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2007年3月期)
    • [13]2007年3月期 連結営業利益1,040億円(104,006百万円)。中期経営計画の目標数値を1年前倒しで達成
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [14]2007年4月 医療事業の国内販社・技術サービス子会社を統合しコニカミノルタヘルスケアを発足
    • [15]2008年6月 米Konica Minolta Business Solutions U.S.A.が米Danka Office Imaging Companyを買収
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2008年3月期)
    • [16]2008年3月期 連結営業利益1,196億円(119,606百万円)で統合後の最高

リーマン後の減速と持株会社の解消

2008年秋の金融危機で需要は反転した。2009年3月期の連結売上高は9,478億円、営業利益は562[17]億円と前期からほぼ半減し、2010年3月期には売上高8,044億円・営業利益439億円まで下がっている。当期純利益も2009年3月期151億円、2010年3月期169億円と[18]、2008年3月期の688億円から4分の1以下に落ち込んだ。オフィスの複写機需要が世界的に落ち込む一方、統合で広げた販売網の固定費は残っている。2009年4月、社長は太田義勝氏から松﨑正年氏へ交代し[19]、執行体制を入れ替えた。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2010年3月期)
    • [17]2009年3月期 連結売上高9,478億円(947,843百万円)・営業利益562億円(56,260百万円)/2010年3月期 売上高8,044億円(804,465百万円)・営業利益439億円(43,988百万円)
    • [18]当期純利益は2008年3月期688億円(68,829百万円)から2009年3月期151億円(15,179百万円)、2010年3月期169億円(16,931百万円)へ縮小
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2009年3月期)
    • [19]2009年4月 社長交代 太田義勝→松﨑正年

その後は、持株会社の下に分けた機能を戻す作業が続いた。2010年10月には印刷関連事業をコニカミノルタエムジー[20]からコニカミノルタビジネステクノロジーズへ移管し、国内販社も統合している。2012年4月にはグループ内の組織再編で新機能材料・光学・センシング事業の所管を再整理した[21]。2013年4月、グループ会社7社を吸収合併して純粋持株会社から事業会社へ移行し[22]、商号をコニカミノルタ株式会社へ変更している。統合のために設けた持株会社は、10年で役目を終えた。事業会社へ移った2013年3月期の連結売上高は8,130億円・営業利益406億円で[23]、統合発表時に2005年度の目標として掲げた売上高1兆3,000億円・営業利益1,500億円には届いていない。

  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [20]2010年10月 印刷関連事業をコニカミノルタエムジーからコニカミノルタビジネステクノロジーズへ移管し国内販社を統合
    • [21]2012年4月 グループ内組織再編を実施し新機能材料・光学・センシング事業の所管を再整理
    • [22]2013年4月 グループ会社7社を吸収合併し純粋持株会社から事業会社に移行、コニカミノルタ株式会社へ商号変更
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2013年3月期)
    • [23]2013年3月期 連結売上高8,131億円(813,073百万円)・営業利益406億円(40,659百万円)。統合発表時(2003年1月)の2005年度目標は売上高1兆3,000億円・営業利益1,500億円
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2010年3月期)
    • [17]2009年3月期 連結売上高9,478億円(947,843百万円)・営業利益562億円(56,260百万円)/2010年3月期 売上高8,044億円(804,465百万円)・営業利益439億円(43,988百万円)
    • [18]当期純利益は2008年3月期688億円(68,829百万円)から2009年3月期151億円(15,179百万円)、2010年3月期169億円(16,931百万円)へ縮小
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2009年3月期)
    • [19]2009年4月 社長交代 太田義勝→松﨑正年
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
    • [20]2010年10月 印刷関連事業をコニカミノルタエムジーからコニカミノルタビジネステクノロジーズへ移管し国内販社を統合
    • [21]2012年4月 グループ内組織再編を実施し新機能材料・光学・センシング事業の所管を再整理
    • [22]2013年4月 グループ会社7社を吸収合併し純粋持株会社から事業会社に移行、コニカミノルタ株式会社へ商号変更
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2013年3月期)
    • [23]2013年3月期 連結売上高8,131億円(813,073百万円)・営業利益406億円(40,659百万円)。統合発表時(2003年1月)の2005年度目標は売上高1兆3,000億円・営業利益1,500億円

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コニカミノルタの沿革2003〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
2003〜2007年持株会社を先に作って迎えた統合と、祖業2つの同時清算岩居文雄ミノルタとの株式交換による経営統合と、持株会社コニカミノルタホールディングスの設立

2003年1月7日、精密業界大手のコニカとミノルタが持株会社方式による経営統合を発表し、同年8月に株式交換で統合してコニカミノルタホールディングスが発足した。上場精密会社で4位の1兆円企業となり、精密業界で両社が自ら仕掛けた初の統合であった。

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★★★
岩居文雄統合後の全事業を6事業会社・2共通機能会社に再編、グローバル販売子会社も統合
岩居文雄FY05に最終赤字▲543億円に転落
岩居文雄カメラ事業から撤退★★
太田義勝フォト事業から撤退★★
2007〜2013年情報機器一本足への収斂とリーマン後の再建太田義勝Konica Minolta Business Solutions USAが米Danka Office Imaging Companyを買収★★
松﨑正年社長交代:太田義勝→松﨑正年
松﨑正年印刷関連事業をエムジーからビジネステクノロジーズへ移管、国内販社を統合
松﨑正年グループ内組織再編を実施し新機能材料・光学・センシング事業の所管を再整理
松﨑正年グループ会社7社を吸収合併、純粋持株会社から事業会社に移行しコニカミノルタへ
2014〜2025年多角化M&A戦略の挫折と1,031億円減損の顕在化山名昌衛社長交代:松﨑正年→山名昌衛
山名昌衛ヘルスケア国内販社が情報機器国内販社を吸収合併しコニカミノルタジャパンに
山名昌衛山名昌衛氏が社長兼CEOに就任
山名昌衛CEO役職を新設
山名昌衛米アンブリー・ジェネティクスの巨額買収によるがん遺伝子診断への本格進出

2017年7月6日、コニカミノルタが、北米で遺伝子診断事業を営む米アンブリー・ジェネティクス(AG社)を産業革新機構と共同で買収すると発表した経営判断。基本額8億米ドル(約880億円)に業績連動のアーンアウトを含め、買収額は上限10億米ドルにのぼった。山名昌衛社長が主導し、がん遺伝子診断を軸に個別化医療(プレシジョンメディシン)へ本格進出する狙いであった。

詳細を読む
★★★
山名昌衛FY18ピーク後、FY19に営業利益が急減(82億円)
山名昌衛FY20に営業損失▲163億円・当期純損失▲152億円と本格的な赤字に
大幸利充社長交代:山名昌衛→大幸利充(代表執行役社長兼CEO)
大幸利充FY22は売上1兆1304億円に回復するも当期純損失▲1031億円★★
大幸利充中期経営計画(FY23-FY25)を策定し「事業の選択と集中」を掲げる
大幸利充富士フイルムビジネスイノベーションとトナー業務提携契約を締結
大幸利充Ambry Genetics社の全株式譲渡が完了★★
大幸利充グローバル構造改革を完遂、24年3月末から人員約5,200人減少★★
出典・参考
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2005年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2006年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2007年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2008年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2009年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2010年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2013年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2015年3月期・2014年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2016年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2019年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2020年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2021年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2021年3月期)連結損益計算書
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2022年3月期)連結損益計算書
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2022年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第118期(2022年3月期)役員一覧
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2023年3月期)
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【沿革】
  • コニカミノルタ 有価証券報告書 第121期(2025年3月期)【従業員の状況】
  • コニカミノルタ 有価証券報告書(2025年3月期)
  • コニカミノルタ 決算説明会 FY24-4Q
  • コニカミノルタ IR(2024年5月)
  • コニカミノルタ IR(2024年9月)
  • コニカミノルタ IR(2024年4月)
  • コニカミノルタ IR(2025年3月)

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