決断
素材の性能ではなく、顧客の組立工場の隣に置いた工場で首位に立った。引き継いだフェノール樹脂は製法が公開された汎用素材で、作るだけでは値崩れに巻き込まれる。1970年代以降はエポキシ樹脂封止材へ経営資源を集中し、1984年11月に宇都宮工場を量産拠点として開設した。封止材は1個あたりの単価が低く、輸送費と在庫負担を載せると採算が崩れる。そこで1989年にシンガポール、1995年に蘇州、1998年に台湾と、半導体の組立が集まる土地へ工場を並べた。同じ品質と短納期を後発が再現しにくい参入障壁を、立地そのものが作っている。
2014年4月 米Vaupellの買収
米Vaupellの買収半導体封止材に依存する収益構造に対し、米Vaupell買収と川澄化学工業の子会社化で航空機部品・医療機器という第三領域を外から取り込み、事業領域を拡大した買収戦略同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収連結ののれん残高2014 2015 2020 のれん(百万円) 4,404 28,060 2,205 1955年3月 日本ベークライトとの合併
日本ベークライトとの合併住友化学の系列下にあった合成樹脂2社を1社へまとめ、原料は住友化学、川下の成形・加工は住友ベークライトという分業でグループの合成樹脂事業を再編した統合同じ経営論点に直面した企業 | 経営統合・合併業績の推移1954 1955 1960 売上高(億円) 9 18 82 営業利益率(%) 10.2 11.1 14.6