2013〜2022
売上高: 億円
■単体 | ■連結
1135億円
2022.10 | 売上収益
売上高_当期純利益率: %
○単体 | ○連結
3.9億円
2022.10 | 当期利益
まとめ
起業時はネット企業を目指すが、アナログな不動産取引で売上を確保
2013〜2017
売上高: 億円
■単体 | ■連結
95.5億円
2017.10 | 売上高
売上高_当期純利益率: %
○単体 | ○連結
2.5億円
2017.10 | 当期純利益
2018
株式上場

東証マザーズに株式上場

株式上場して資本調達を実施。

ただし、2018年以降は「投資用不動産」の積極購入のため、借入金による資金調達を積極化しており、デットファイナンスに傾斜している

2019年10月
有利子負債期末残高
32億円
2020年10月
有利子負債期末残高
52億円
2021年10月
有利子負債期末残高
170億円
2018

不動産SaaSに注力するため、企業買収を積極化

2018年
イタンジ株式会社を買収
2018年
リーガル賃貸保証を買収
2019年
モダンスタンダードを買収
15億円
株式67%取得
まとめ
企業買収によりプロダクトを拡充しつつ、投資用不動産を積極購入。財務体質が悪化
2018〜2020
売上高: 億円
■単体 | ■連結
630億円
2020.10 | 売上高
売上高_当期純利益率: %
○単体 | ○連結
9億円
2020.10 | 当期純利益
2021 10月
業績低迷

最終赤字12.6億円に転落

FY2021にソフトウェア資産について、7億円の減損損失を計上した。同社は自社開発のソフトウェアについて「費用」ではなく「ソフトウェア資産」として計上しており、プロダクトの不振が減損に響いたと思われる。ただし、どのプロダクトの減損であるかは非開示となっている。

この結果、2021年10月期にGAは12.6億円の最終赤字に転落した。なお、自社でソフトウェアを開発している企業にもかかわらず、ソフトウェア資産を多額計上している理由は不明である(少なくとも、筆者への心証は悪い)。

2021 01月

第三者割当増資を実施

借入によって悪化した財務体質を改善するために、第三者割当増資を決定

2022 05月

日経新聞に一面広告を掲載

2022年にGAは、宅建法の改正による不動産のオンライン取引の解禁を受けて、広告宣伝費を増額した

まとめ
内訳不明な減損損失により赤字転落。財務体質の是正のため第三者割当増資を実施
2021〜2022
売上収益: 億円
■単体 | ■連結
1135億円
2022.10 | 売上収益
売上収益_当期利益率: %
○単体 | ○連結
3.9億円
2022.10 | 当期利益
2023 04月
業績低迷
リスク

資産効率の悪化を正当化(重大なリスク)

売上を取扱高ベースで計上していることや、投資用不動産の自己取得など、経営の実態を大きくみせるための財務政策を実施している。また、有利子負債に依存しており、仮に不動産市況が暴落し、資産計上されている投資用不動産を損失計上した場合は、債務超過に陥る可能性もある。

ただし、2023年4月に創業社長は、収益性(利益率)や資本効率ではなく、規模を求める方針を推し進めることを表明している。

まとめ
収益性ではなく規模を求める経営を追求。投資家から疑問が生じる
2023〜2023
売上不明
■単体 | ■連結
利益率不明
○単体 | ○連結