雪印メグミルクの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

分割を強いられるたびに、時間をかけて分社された事業を統合し直してきた。1950年6月、北海道酪農協同は過度経済力集中排除法で二分されて雪印乳業となり、もう一方の北海道バターはクロバー乳業となる。雪印乳業は"雪印"の商標を引き継いで同年8月に東京・札幌の両証券取引所へ上場し、占領の終結で分割を強いた政策が変わると、1958年にクロバー乳業を合併して生産基盤を一つに戻した。二度目は2002年で、雪印食品の牛肉偽装のあと赤字の市乳事業を切り出し、2003年1月に日本ミルクコミュニティが発足する。2009年10月には日本ミルクコミュニティと経営統合して雪印メグミルクを設立し、市乳と乳製品は同じグループへ戻った。二度の再統合で取り戻したのは事業の範囲であって、酪農家が乳の値段と販路を自ら決める創業時の仕組みではない。

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