創業社長の関係
創業
1961年に宇野元忠氏が大阪有線放送社を興し、電柱の無断使用と表裏一体の先行投資で全国網を築いた。1985年に有線ラジオ法違反で逮捕されながらも1998年7月に急逝するまで37年トップに立ち、長男の宇野康秀氏が35歳で約800億円の有利子負債ごと代表を継いでいる。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
任期
宇野康秀氏は1998年の承継から数えて28年トップの座にあり、2017年12月に有線放送のUSENと動画配信のU-NEXTを束ねて持株会社へ移した際も代表は据え置かれた。長期政権の根拠は、資産管理会社を通じて議決権の過半を握る資本構成にあると思われる。
いまの体制への含意
含意
筆頭株主のUNO-HOLDINGSが議決権の5割を超え、支配株主と少数株主の利益相反を審議する特別委員会が置かれている。指名・報酬委員会は任意機関で答申にとどまるため、トップ人事に外から効く力は限られる。事業会社25社超への権限委譲が、後継を育てる実質的な場になっている。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 宇野康秀(1998年就任) | 1998〜2010年・2010〜2013年・2017年〜現任1998年就任 | 通算約25年 | 現任 | — | 代表取締役社長 | 1988年4月にリクルートコスモスへ入社し、翌1989年6月にインテリジェンスの代表取締役へ就任した。1998年7月に大阪有線放送社の代表取締役社長となった。2025年8月期の大株主はUNO-HOLDINGSが50.09%で首位、宇野康秀氏本人が6.95%で2位に並び、合わせて57.04%を保有する。買収も再編も自ら決められる資本の裏づけを持つ。 | 決断2010年インテリジェンスの譲渡2017年USENとの吸収合併 |
| 中村史朗(2010年就任) | 2010〜2010年2010年就任 | 1年 | 退任 | — | 代表取締役社長CEO | ||
| 田村公正(2013年就任) | 2013〜2014年2013年就任 | 1年 | 退任 | — | 代表取締役社長 |