三井倉庫HDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

荷主の物流子会社を取得することは、その荷主の浮沈を引き受けることでもあった。自前で拠点を積み上げる拡大に替えて、2011年3月にジェイティービーエアカーゴ、2012年4月には三洋電機ロジスティクスの全株式を取得した。2015年4月にはソニーサプライチェーンソリューションの株式66%を取得している。2014年10月には持株会社へ移行し、倉庫・港湾運送部門を三井倉庫、BPO部門を三井倉庫ビジネストラストとして分社した。しかし取得した子会社が扱う荷は親会社の事業縮小とともに減り、2017年3月期にのれん209億円と物流施設46億円の減損損失を計上して、純損失234億円を出す。会長と社長は引責退任した。荷主の物流を事業ごと引き受ける拡大は、その荷主が縮んだときに減損として戻ってきた。

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