決断
本業から離れる選択肢が現れるたびに、そちらを退けてきた。1970〜80年代、総合スーパーが衣料や住居関連まで品揃えを拡大するなかで、ライフは食品と生活必需品に絞った売場面積2,500平方メートル前後の中型店を、関西と関東の二大都市圏へ置き続けた。1988年3月には、銀行融資を元手にした株式運用で小売では出ない利益を狙った実弟の清水三夫社長を解任し、会長兼社長へ復帰して本業の食品スーパーへ経営を戻した。承継でも血縁を選ばず、2005年6月に自らの持株20%を三菱商事へ譲ったうえで、12年かけて育てた岩崎高治氏へ社長を託した。創業家が持株と社長の座を同時に外へ出した上場食品スーパーは、当時ほかになかった。
2024年5月 監査等委員会移行と社外6名体制
取締役・監査役の員数と社外取締役の比率2024 2025 2026 取締役(人) 11 11 12 監査役(人) 0 0 0 うち社外取締役率(%) 54.5 54.5 58.3 2016年 「ビオラル」業態の創出
営業収益と経常利益率2016 2017 2022 営業収益(億円) 6,300 6,530 7,683 経常利益率(%) 2.1 2.0 3.1 2006年 岩崎高治氏が社長就任
岩崎高治氏が社長就任後継を血縁に求めず、三菱商事出身の岩崎高治氏に社長を託した承継。自己株式5,100,000株を同社へ処分して75億210万円の払い込みを受け、資本提携を強めたうえで経営を引き渡した純資産額と自己資本比率2005 2006 2011 純資産額(百万円) 29,522 36,095 46,710 純資産額率(%) 18.2 22.9 28.3 1988年3月 清水三夫氏の解任と清水信次氏への継承