ライフコーポレーションの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

本業から離れる選択肢が現れるたびに、そちらを退けてきた。1970〜80年代、総合スーパーが衣料や住居関連まで品揃えを拡大するなかで、ライフは食品と生活必需品に絞った売場面積2,500平方メートル前後の中型店を、関西と関東の二大都市圏へ置き続けた。1988年3月には、銀行融資を元手にした株式運用で小売では出ない利益を狙った実弟の清水三夫社長を解任し、会長兼社長へ復帰して本業の食品スーパーへ経営を戻した。承継でも血縁を選ばず、2005年6月に自らの持株20%を三菱商事へ譲ったうえで、12年かけて育てた岩崎高治氏へ社長を託した。創業家が持株と社長の座を同時に外へ出した上場食品スーパーは、当時ほかになかった。

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