- FY97以降の社長は服部重彦氏(FY97〜FY07の11期)・中本晃氏(FY08〜FY13の6期)・上田輝久氏(FY14〜FY21の8期)・山本靖則氏(FY22〜現在)の4名で、いずれも島津製作所の生え抜き。外部出身の社長は確認できず、創業家・島津家からの直接承継ではなく、長期にわたって生え抜きの内部昇格が続く慣行を維持している。
- 服部氏は約11年、中本氏は約6年、上田氏は約8年、山本氏が2022年4月就任で、近年は6〜8年での交代サイクル。創業1875年・法人化1917年からの長い歴史のなかで、創業家・島津家の経営関与は早期に薄れ、内部昇格による職業経営者の連続承継が定着している。
- 昇格元は島津製作所本体の事業執行ラインで、ノーベル化学賞受賞(2002年田中耕一氏)に象徴される研究開発主導の文化と、計測機器・医用機器・産業機器・航空機器の4セグメントを横断する事業統括経験を経た内部人材から選ばれる系譜である。