1974年1980年1990年2000年2010年2020年2026年
創業社長の関係
創業
1972年3月、滝崎武光氏が27歳で兵庫県伊丹市にリード電機を個人創業し、1974年5月の法人化と同時に社長へ就いた。社長在任は2000年12月までの26年に及ぶ。以後も代表取締役会長、次いで取締役名誉会長として取締役会に残り、席を降りたのは2026年6月である。創業家出身の社長は初代だけで途切れた。
社長登用の傾向
登用
創業者を除く4人の社長はいずれも新卒入社の生え抜きで、外部から招いた例は確認できない。この4人はいずれも事業部長から取締役を経て就任し、入社から社長まで18年から23年かかっている。財務・管理畑からの昇格例はなく、生年が確認できる3人はいずれも44歳から45歳で就いた。
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
トップは事業部を率いた40代の生え抜きが継ぎ、外から人が入る余地はない。取締役9名のうち社外は4名で半数に届かず、後継を諮る指名報酬委員会は任意の諮問機関で、委員長は社長本人、権限は取締役会への答申までである。創業者が取締役を退いた今、歯止めは社内に閉じているように見える。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 滝崎武光(1974年就任) | 1974〜2000年1974年就任 | 27年 | 退任 | 創業家 | リード電機株式会社(現株式会社キーエンス)設立・代表取締役社長 | 決断1989年自動線材切断機を譲渡1991年月次の利益分配制度1995年直販とファブレスの両立 | |
| 佐々木道夫(2000年就任) | 2000〜2010年2000年就任 | 10年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 山本晃則(2010年就任) | 2010〜2019年2010年就任 | 9年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 中田有(2019年就任) | 2019〜2025年2019年就任 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | ||
| 中野鉄也(2025年就任) | 2025年〜現任2025年就任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | 2004年4月に入社し、2020年3月から制御システム事業部長として事業を率いた。2021年6月に事業推進部長を兼ね、2023年6月に取締役へ就任した。2023年12月からは取締役海外事業強化部長として海外を担当した。入社から社長就任までは21年で、経歴は国内の制御システム事業と海外事業に絞られる。 |