創業社長の関係
創業
1895年創業の足利銀行と1935年創業の常陽銀行が母体である。2003年に国有化された足利銀行の受け皿として2008年4月に足利ホールディングスが設立され、2013年12月に東証一部へ直接上場した。創業家に連なる社長は一代も出ておらず、持株会社の出発点は投資家連合による受け皿会社であった。
社長登用の傾向
社長任期の傾向
任期
10年を超える長期政権は一度も確認できない。入行から社長就任までは35年から42年で、常陽銀行頭取に就いた者がそのまま持株会社社長を継ぐため、頭取の交代が社長交代とほぼ同時に起きる。統合直後の初代は1年8か月で退き、それ以降は4年前後で代わっている。
いまの体制への含意
含意
社長は常陽側、副社長は足利側という配置が10年続き、後継の母集団は旧常陽銀行の役員に絞られているように見える。足利ホールディングス時代の法定の指名委員会は2016年の統合で消え、いまは代表取締役が社長候補を提案し、社外が過半数を占める諮問委員会の審議を経て取締役会が決める。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 松下正直(2014年就任) | 2014〜2016年2014年就任 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 取締役兼代表執行役社長(足利HD) | 決断2016年常陽銀行との経営統合 | |
| 寺門一義(2016年就任) | 2016〜2018年2016年就任 | 2年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | ||
| 笹島律夫(2018年就任) | 2018〜2022年2018年就任 | 4年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | ||
| 秋野哲也(2022年就任) | 2022年〜現任2022年就任 | 5年 | 現任 | 生え抜き | 取締役社長 | 1986年4月に常陽銀行へ入行し、2016年6月に執行役員、2018年6月に常務取締役、2020年6月に取締役常務執行役員へ進んだ。常陽銀行と足利銀行が経営統合してめぶきフィナンシャルグループが発足した2016年10月には、持株会社の経営管理部担当部長を兼ね、2018年6月に同社取締役へ就任した。銀行と持株会社の役員を並行して務めたのち、2022年4月に常陽銀行の取締役頭取に就任した。 |