決断
合併で背負い込んだ事業を、品質不正のあとに一つずつ外へ出した。1990年12月の発足で精錬・セメント・超硬工具を三事業とする総合素材メーカーとなり、グループ会社は200社規模まで増えた。2017年11月に子会社の品質データ改ざんを公表し、統制の届かない範囲まで事業が広がっていたことが表面化した。2020年3月には中期経営戦略で事業構成を選び直し、焼結部品・銅管・セメント・アルミの4事業を縮小対象に定めている。同年12月にダイヤメットを、2022年3月にユニバーサル製缶を売却し、同年4月にはセメント事業を宇部興産との折半出資会社UBE三菱セメントへ承継、2024年12月には多結晶シリコン事業も譲渡した。
2026年5月 パンパシフィック・カッパーへの買鉱統合
2020年3月 超硬の取得とアルミの譲渡
超硬の取得とアルミの譲渡品質不正で露呈した統制力の限界と収益性のばらつきを受け、資本効率と管理可能性を軸に事業構成を選別し直した経営機構・事業ポートフォリオの刷新同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移2019 2020 2025 売上高(兆円) 1.7 1.5 2.0 営業利益率(%) 2.2 2.5 1.9 2017年11月 品質データ改ざん発覚
売上高と売上高経常利益率2017 2018 2023 売上高(億円) 13,041 15,995 16,259 経常利益率(%) 4.9 5.0 1.6