小林製薬の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

大きい市場を避け、名前で用途を言い切る小さい製品を積み上げてきた。1967年3月に外用消炎鎮痛薬アンメルツ、1969年6月に水洗トイレ用芳香洗浄剤ブルーレットを発売し、内服薬と貼付薬が占めていた家庭薬市場へ塗る剤形で入った。1972年に米C.R.Bard社と合弁で日本メディコを設立して医療機器へ参入したが収益への寄与は限られ、2008年1月にはコバショウ株をメディセオ・パルタックHD株と交換して卸事業も整理している。家庭用品・OTC医薬品・健康食品の3軸へ絞った構成のまま、2024年7月に紅麹サプリの健康被害を引責して創業家の会長と社長が退任し。不便を見つけて製品にする速さで伸びた会社が、健康被害の把握から公表までの遅れで、六代続いた創業家の経営を失った。

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