積水樹脂の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

繊維製の巻尺が引くと伸びる欠点に目をつけ、ガラス繊維と塩化ビニール樹脂を貼り合わせて伸縮を抑えた巻尺を主力に据えた。開発を担ったのは、1955年11月に常務取締役となった山川清氏らの技術陣である。鋼鉄製に近い精度まで高めて特許を確立し、1971年時点で繊維製巻尺の市場占有率は80%に達した。樹脂を金属や繊維と結合する技術はのちに測量ロープや包装用バンド、道路資材へ広がり、1962年の枚方工場と1968年の土浦工場の開設につながった。

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