- FY95から2024年3月期まで社長を務めた代表者は4名。豊田周平氏(FY95〜FY13)、石井克政氏(FY14〜FY16)、沼毅氏(FY17〜FY20)、白柳正義氏(FY21〜現任)の順で、いずれもトヨタ自動車またはトヨタ系の出身。トヨタ紡織で新卒採用された生え抜き社長はこの4名には含まれない。
- 在任期間は豊田周平氏が約19年と突出して長く、後継の3名はおおむね3〜4年で交代している。創業家系の長期政権から、4年前後で回す短期サイクルへ移った構図。
- 昇進元の領域は完成車側の事業執行に偏る。豊田周平氏はトヨタ欧州製造を経た部品系、沼毅氏はトヨタ自動車工業出身の自動車内装系、白柳正義氏はトヨタ自動車出身の自動車系経営で、いずれも親会社の生産・事業ラインを背景に持つ。
- 系譜の断絶点はFY14。創業家に連なる豊田周平氏が会長へ退き、以降の社長は豊田姓を離れた専門経営者が担う体制へ移行した。豊田周平氏はその後もFY24時点まで取締役会長代表取締役として取締役会に残っている。