不二製油の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

動物から作るものを、植物から作り直すことだけを続けてきた。1955年9月、大阪工場に油脂溶剤分別装置を完成し、輸入カカオ脂の代わりになるハードバターを国産化した。1967年4月には乳製品の代わりになる植物性クリーム、同年12月には食肉加工品に使う大豆たん白の生産を開始し、油脂とたん白の二つで植物性の領域を並べる。技術の根本は油脂の分別にあり、混合された油を分けて個性のある油を取り出し、その個性を生かした製品を作る。1981年10月のシンガポール進出以降、この分別技術をアジア・北米・欧州へ移した。2015年6月にはブラジルのハラルドを取得し、2019年1月に北米最大の業務用チョコレート会社ブラマーを買収して、業務用チョコレートを第3の事業へ育てる投資を続けている。

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