決断
建てて終わる請負を、空室の損失ごと引き受ける契約へ替えた。1988年4月、商号を「建託」へ改め、完成した建物を一括で借り上げて入居者募集・管理・家賃徴収まで代行する事業へ移った。請負の一回限りの収入は賃貸管理の継続収入に変わり、地主には空室が出ても家賃が入る条件がついた。続けて1993年に大東ファイナンス、1994年にハウスコム、1999年に大東建物管理、2001年にガスパルを設立し、融資・仲介・管理・ガスをグループで内製化した。2011年6月には子会社ハウスコムを単独上場させ、賃貸仲介へ独立した資本を与えたのち、2025年2月に全株式を取得して親子上場を解消した。地主の代わりに賃貸経営を回す機能をすべて社内へ置いた結果、建てた棟数がそのまま毎月の収入へ変わった。
2011年6月 ハウスコムの単独上場
業績の推移2010 2011 2016 売上高(兆円) 1.0 1.0 1.4 営業利益率(%) 7.3 7.4 7.2 1996年5月 大東ファイナンス設立で垂直統合
大東ファイナンス設立で垂直統合客付け・資金・管理という賃貸経営の周辺機能を外部依存から自社グループでの内製へ切り替え、請負一本の収益構造に継続収入を重ねる多角化同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1995 1996 2001 売上高(億円) 2,168 2,004 3,063 経常利益率(%) 8.7 6.7 13.3 1988年4月 大東建託へ社名変更
業績の推移1987 1988 1991 売上高(億円) 256 447 1,512 営業利益率(%) 10.9 12.5 13.0