サンウェルズの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

他社が採算に合わないと見た小さな市場だけを選んできた。バリアフリー改修も古民家デイサービスも、単価か初期投資のどちらかが低すぎて既存の事業者が入らない領域である。2018年6月、苗代亮達氏は同じ選び方をパーキンソン病へ当て、石川県で専門の有料老人ホーム"PDハウス"を開設した。脳神経内科医の訪問診療、1日複数回の服薬管理、専用のリハビリ室を備え、介護報酬に医療保険の訪問看護を重ねて1床あたりの月次売上を引き上げる設計である。翌2019年6月には福岡へ出て県外展開に入り、2022年6月には東証グロース市場へ上場して全国展開の資金を調達した。介護報酬の単価を自ら決められない事業で、疾患を絞ることが単価の代わりになった。

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