決断
部品で積んだ利益を、部品と異質な事業へ投じてきた会社である。DIP型ICパッケージで世界市場の6割超を占めた収益力を背に、1982年にサイバネット工業など4社を吸収合併して京セラへ改称し、1984年6月には第二電電の設立に中心企業として出資した。1990年にはADRとの株式交換で米AVXを買収し、2000年2月には米クアルコムの携帯電話端末事業を承継した。第二電電は後にKDDIとなり、その株式は京セラの資産に残った。一方で端末事業は規模の劣位を覆せず、6期連続の赤字に陥った。
2026年2月 モニタリングボードへの移行
取締役の人数と社外取締役の比率2025 2026 取締役(名) 11 13 うち社外取締役率(%) 36.4 53.8 2025年2月 KDDI株売却と計画撤回
KDDI株式の計上額と総資産に占める比率2024 2025 2026 KDDI株式(億円) 15,019 15,813 15,310 KDDI株式率(%) 33.6 35.1 33.0 2021年1月 ケミカル製品のUL認証不正
経緯と対応発覚の端緒 2020年秋、若手社員からの相談・報告 不正の内容 指定とは異なる試験片をULへ提出 事実の公表 2021年1月8日 特別調査委員会の設置 2021年1月15日 2000年2月 米クアルコムの端末事業承継
業績の推移1999 2000 2005 売上高(兆円) 0.7 0.8 1.2 純利益率(%) 3.9 6.2 3.9 1984年6月 第二電電(DDI)設立
業績の推移1983 1984 1987 売上高(億円) 1,332 2,197 2,425 純利益率(%) 12.8 10.9 6.8