2005年2010年2020年2026年
- 創業
- 1959年4月1日、宮木電機製作所を興した宮木男也氏ら京都の実業家の出資で京都セラミックが発足し、技術者だった稲盛和夫氏の持株は株主順位第4位にとどまった。初代社長は宮木男也氏、2代は青山政次氏で、創業者が社長に就いたのは設立7年後の1966年5月である。
- 登用
- 社長に就いた歴代11人は全員が社内からの昇格で、外部から招いた代も創業家による世襲も確認できない。直近5代はいずれも電子部品や機械工具の事業執行ラインを率いた生え抜きで、入社から社長就任までに27年から36年を費やしている。
- 任期
- 中興の祖は創業者でもある稲盛和夫氏で、1966年から1986年まで20年4か月社長を務め、株式上場も第二電電の設立もこの間に決めている。退任後の代は4年前後で入れ替わる周期が続いたが、谷本秀夫氏の代でほぼ倍に伸びた。
- 含意
- 社長は事業を率いた生え抜きが順に上がる形で決まり、稲盛和夫氏の退任後も買収による多角化は止まらなかった。2026年に社外取締役が過半数の体制へ移り、同年の総会では投資ファンドによる会長の解任提案が否決されている。交代を促す力は外から届き始めたように見える。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 宮木男也 | 1959〜1964年 | 5年 | 退任 | — | 社長 | 決断1959年京都セラミックの設立と、持株第4位の技術者が経営の実権を握るまで |
| 青山政次 | 1964〜1966年 | 2年 | 退任 | — | 社長 | |
| 稲盛和夫 | 1966〜1986年 | 20年 | 退任 | — | 社長 | 決断1984年第二電電(DDI)の設立と、京セラによる中心的出資 |
| 安城欽寿 | 1986〜1989年 | 3年 | 退任 | — | 社長 | |
| 伊藤謙介 | 1989〜1999年 | 10年 | 退任 | — | 社長 | |
| 西口泰夫 | 1999〜2005年 | 6年 | 退任 | — | 代表取締役社長 | 決断2000年米クアルコムの携帯電話端末事業の承継と、6期連続赤字 |
| 川村誠 | 2005〜2009年 | 4年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | |
| 久芳徹夫 | 2009〜2013年 | 4年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長兼執行役員社長 | |
| 山口悟郎 | 2013〜2017年 | 4年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長 | |
| 谷本秀夫 | 2017〜2025年 | 8年 | 退任 | 生え抜き | 代表取締役社長兼執行役員社長 | 決断2025年中期経営計画の取り下げと、非中核事業の整理 |
| 作島史朗 | 2026年〜現任 | 1年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長執行役員社長最高経営責任者 |
1959年1970年1980年1990年2000年2010年2020年2026年