日本ビクターの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

規格を囲わずに配り、味方の数で標準を取った会社である。1956年から20年赤字を出し続けたVTRの開発を打ち切らず、1976年10月にVHSの第1号機を25万6,000円で売り出した。先行するソニーのベータマックスに対しては、規格をライセンスとして他社へ開き陣営を拡大した。その結果、1984年に東京芝浦電気がベータから転向し、1988年1月にはソニー自身がVHSへの参入を表明して、12年続いた規格の争いは終わった。並行して1985年3月期にはビデオ部門が売上の68%を占める最大の収益源に育った。

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