- 1945年11月の横浜機器設立以来、アマノは「天野家による創業家経営」から「外部出身者・生え抜きによるサラリーマン経営」への移行を完了させた会社である。FY92 以降の有価証券報告書に登場する社長は4名──春田薫氏(FY92〜FY09)・中島泉氏(FY10〜FY15)・津田博之氏(FY16〜FY21)・山﨑学氏(FY22〜現任)で、いずれも社内昇進系のサラリーマン経営者である。
- 中島泉氏(1955年2月生)は1978年4月アマノ入社、シンガポール子会社代表・パーキング事業本部長・総合戦略企画本部長を経て2011年4月社長就任、2017年6月会長就任、現任。社長在任は約6年で、海外拠点・本社統括の両経験を持つ営業出身のサラリーマン経営者である。
- 津田博之氏(1960年2月生)は1982年4月アマノ入社、関東・中部営業本部長を経て2017年6月社長就任、2023年4月会長就任、現任。社長在任は約6年で、営業本部長系の生え抜きルートで承継を受けた。
- 山﨑学氏(1962年9月生)は1986年4月アマノ入社、時間情報事業本部長・米国子会社会長兼社長・管理本部長を経て2023年4月社長就任、現任。社長在任は2年余で就任直後ながら、海外子会社経営(アマノUSAホールディングス会長兼社長)の経験を持つ点が、グローバル化が進む現体制の経営軸を示す。