ペプチドリームの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

創薬の全工程を持たず、候補化合物の探索だけを引き受けてきた。2010年に確立したPDPSでは、標的の選定と臨床試験を製薬企業に委ね、契約時の一時金・開発の進捗に応じたマイルストーン・販売後のロイヤルティを受け取る方式をとった。自社で薬を一から開発すれば承認まで収入が乏しく、年に1〜2本しか手がけられない。多数の案件を同時に走らせる設計はその制約を外し、赤字を前提とする当時のバイオベンチャーと違って黒字のまま上場している。2017年9月には塩野義製薬・積水化学工業との合弁でペプチスターを設立し、探索に限っていた領域へ原薬の製造を加えた。探索の対価を受け取るだけの立場から製造設備を持つ立場へ移ったことが、5年後の買収の前提を作った。

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